夕べ早く寝た甲斐もなく、朝から頭痛続き。今日は月に一度の長い一日の日。
9時30分~10時 認知症外来
10時10分~12時 糖尿病外来
15時~16時 ケアマネージャーさん面談
16時20分~17時 薬局
一日運転手だった弟Yも疲れてしまっていたので、先に帰して、これから一包化してもらった薬をカレンダーに貼る。
相変わらず、お母さんは同じことを何度も言うし、聞くし、こちらも慣れてはきたけれど、だんだん面倒くさくなって適当な返事になってしまう。
薬局の担当薬剤師Hさんは先日双子の女の子が生まれて、名前は、春南(はるな)ちゃん、祐南(ゆうな)ちゃん、その上に美南(みなみ)ちゃん。寝不足の毎日らしい。
薬をカレンダーに貼り終わったところで、帰ろうとすると、寂しいなぁとお母さんが言う。もう一泊しなよーと。
わたしは昨日泊まっていなくて、今朝早く来たのだけれど、そんなことは忘れている。
あ、お母さん、ノートつけなくちゃ。
認知症外来の先生にノートに食べた物やあったことをメモするように言われ続けているけれど全くやらないできた。
目が見えないとか、手が震えるとか、学校を出てないから字を知らないとか、なんだかんだ理由をつける。
目が見えないのは半分本当、よくは見えない。糖尿病緑内障のせいで視野が欠損しているから。
手が震えるのも本当で、脳梗塞の後遺症。でも、書けないことはない。
学校を出てないから字を知らないのは嘘。大学中退だ。
ちょっと書いてみようよと促すと、書き始めた。
今日は、何曜日?6月4日か、土曜日だ。
朝、何食べたっけ?えーと。パンか…。
ぶつぶつ言いながら書いている。
朝ごはん、お昼ご飯、晩ご飯、今日行ったところ、会った人。
お母さんは少し字に癖はあったけれど、大きなのびのびとした字を書く人だった。
手が不自由になって、昔のそれまでとはいかないけれど、ちゃんと書けている。
くるりちゃん、読めるか?
読める、読める。お母さん、字、うまいよ。
ノートをつけ終わったところで、わたしが帰るというと、また寂しいなぁという。
また、来週来るから。
なんとなく後ろ髪を引かれる思い。
お母さんは寂しいんだ。認知症って寂しい病なのかもしれない。
9時30分~10時 認知症外来
10時10分~12時 糖尿病外来
15時~16時 ケアマネージャーさん面談
16時20分~17時 薬局
一日運転手だった弟Yも疲れてしまっていたので、先に帰して、これから一包化してもらった薬をカレンダーに貼る。
相変わらず、お母さんは同じことを何度も言うし、聞くし、こちらも慣れてはきたけれど、だんだん面倒くさくなって適当な返事になってしまう。
薬局の担当薬剤師Hさんは先日双子の女の子が生まれて、名前は、春南(はるな)ちゃん、祐南(ゆうな)ちゃん、その上に美南(みなみ)ちゃん。寝不足の毎日らしい。
薬をカレンダーに貼り終わったところで、帰ろうとすると、寂しいなぁとお母さんが言う。もう一泊しなよーと。
わたしは昨日泊まっていなくて、今朝早く来たのだけれど、そんなことは忘れている。
あ、お母さん、ノートつけなくちゃ。
認知症外来の先生にノートに食べた物やあったことをメモするように言われ続けているけれど全くやらないできた。
目が見えないとか、手が震えるとか、学校を出てないから字を知らないとか、なんだかんだ理由をつける。
目が見えないのは半分本当、よくは見えない。糖尿病緑内障のせいで視野が欠損しているから。
手が震えるのも本当で、脳梗塞の後遺症。でも、書けないことはない。
学校を出てないから字を知らないのは嘘。大学中退だ。
ちょっと書いてみようよと促すと、書き始めた。
今日は、何曜日?6月4日か、土曜日だ。
朝、何食べたっけ?えーと。パンか…。
ぶつぶつ言いながら書いている。
朝ごはん、お昼ご飯、晩ご飯、今日行ったところ、会った人。
お母さんは少し字に癖はあったけれど、大きなのびのびとした字を書く人だった。
手が不自由になって、昔のそれまでとはいかないけれど、ちゃんと書けている。
くるりちゃん、読めるか?
読める、読める。お母さん、字、うまいよ。
ノートをつけ終わったところで、わたしが帰るというと、また寂しいなぁという。
また、来週来るから。
なんとなく後ろ髪を引かれる思い。
お母さんは寂しいんだ。認知症って寂しい病なのかもしれない。