♪はーるのーうらあらあのーすうみぃだーがあわーではなく目黒川です。



上り下りの舟人はいないけれど、花筏がきれいです。
滝廉太郎作曲の「花」を習ったのは、小学校でだったか、中学校でだったか?
花/作詞;武島羽衣 作曲;滝廉太郎
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき
見ずやあけぼの 露あびて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕ゆうぐれ 手をのべて
われさしまねく青柳を
錦おりなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻いっこくも 千金の
ながめを何に たとうべき
合唱の時間、先生が真ん中から右の人はソプラノ、左の人アルトみたいなざっくりとした決め方で歌わされた。
大抵ソプラノパートの練習時間が長くてアルトパートの時間は短いので、歌い出しは分かれていても最後の方はソプラノだけになっちゃったりした。
輪唱していてもなぜか追いついちゃうみたいな。
音楽の時間は楽しかったな。
レコードを聞く時間の時。小柄な女の先生が、「聞かなくてもいいから聞いている人の邪魔をするな!寝てろ!」とツッパリ系の男子に言ってた。で、いつも暴れている男子が音楽の時間はおとなしく寝ていたんだよね。懐かしいなぁ。
春になると、その音楽の時間と、小学校1年生の時の漢字の書き取りで「草花」とノート1ページ書かされる宿題を思い出す。なぜか、わたしはぺんぺん草を頭に浮かべながら草花、草花と書き続けた。途中から草冠だけ書いて、日だけ何行も、十だけ何行も、イだけ、ヒだけと分解して書いたりして。
何十年も昔の話。 




