くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

内分泌内科(甲状腺)

2020-04-24 23:05:00 | 病院
コロナシフトで交代勤務体制となり、決められた出勤日にちょうど通院の予約が当たってしまった。その日は先日の検査結果を聞く日。

「くるりさん!悪いけど在宅の日に予約変更してくれる?」

予約変更はいいんだけど、予約専用電話はなかなかつながらないから気合と根性がいるんだよね。

何度か離席して病院の予約専用電話に掛けたが繋がらず。対応時間も13時半から16時半までと限られている。というわけで、仕方ない。相方から躯体鍵の照合を一緒にしてくれと言われたけれど、電話しながらならいいよと、照合作業<予約変更。電話すること2時間44リダイヤル。ちょっとした嫌がらせもしくはストーカー並み。やっと繋がったのは対応時間終了間際だった。危なー。

無事1週間後に変更できたが、なぜ予約変更するのか聞かれた。「コロナ対策でその日に休暇が取れないからです」と言ったら失礼しましたと言われたが、熱があるとでも言ったらどうなったんだろう?

当日は11時半の予約。病院に着くなり非接触型体温計で検温。いきなりだったのでドキドキした。お昼近くで35.6℃。この時間で36℃ないなんて。無事通過。

コロナの影響か病院内はがらがら。予約専用電話の混み様はキャンセルコールが多かったのかもしれないな。

今回の診察は予約のみの特別外来、内分泌内科。1ヶ月ぶりに会う若造、Y田先生。お風呂上がり…ゆで卵みたいですっきり爽やかだった。

血液検査とエコー画像から、甲状腺の形状、機能に問題はないとのこと。念の為、4年ほど前の血液検査の結果を持参して見てもらったけれど、ホルモンの数値等に変わりはなかった。

じゃあ、甲状腺専門の先生が散々触って怪しいと言い、わたしも常に喉輪されてる感のあるこの喉元の出っ張りは何か?

脂肪の塊とのこと。気になるようだったら手術で取ることもできるそうだ。

(いいです、いいです、首を切られるのは怖いですー)

で、若造先生が喋り始めた。
「甲状腺についてはそういうことなんですけれども・・・」

(なに?なに?)
  
「エコー診断でわかったことなんですが、甲状腺の形に異常はないとお話しましたが」

(が?が?なに?)

「小さな水の袋がこことここにあります、それから」

(それから?それから?)

「えーと。こういう検査をすると4人に1人は何かしらあると言われています。技術の進歩、医学の進歩によって解釈は様々ですが、」

(なぜに突然一般論?)

「たいていは大丈夫、ほぼほぼ大丈夫なんです。が、今の医学では」

(医学では?)

「くるりさん。フォローが必要です」

(つまり?)

「ここに、腫瘍が見つかりました。がんと言われるのは2センチくらい、くるりさんのはまだ8ミリ、とても小さいです」

(2センチって20ミリ、20ミリに対して8ミリって比較したらそんなに小さいのか?)

「先生、それってガングリオンみたいなのですか?」

「これは違います、袋ができたのではなくて粘膜が変化したものです。」

「ガンなんですか?」

「まだわかりません。前からあるものなのか、最近できたものなのか調べてみる必要があります。くるりさん、甲状腺がんで死んだって人、聞きませんよね?」 

(そんなの知らないよう!)

「甲状腺がんでは死なないんです。甲状腺がんは手術で容易に悪い部分を取れるので。心配しなくて大丈夫です」

風呂上がりの爽やかさで先生、しゃべるしゃべる。

「くるりさん、半年後、僕がこんなこと言ってたなぁと思いだして、忘れずにエコー取りに来てください」

予約票くれれば忘れませんけどね。不思議なことに、後腹膜腫瘍ってほぼ死ぬじゃん!を経験しているので、今回の腫瘍がありますは全く何とも思わなかった。ふーん、そうなんだーという感じ。

今後、医学が進みデータが蓄積整理され、この程度ならフォローしなくても大丈夫という基準が確率されるまで、見つかっちゃったら経過観察となるのだそう。腫瘍があっても発症せずに終わる人もたくさんいますからねって。

4人に1人、何かしらあるうちの1人になっちゃった。次回の検査は9月だ。