くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

脳神経内科

2020-06-04 07:52:58 | 病院


昨日は定期通院している脳神経内科の受診日。M田先生の日。

コロナが流行りだしてから、病院の待合い室は随分と空くようになった。みんな、来なくてお薬とか大丈夫なのかな?

診察室に入るとわたしが座る椅子が先生からうんと離れたところにある。でも2メートルは離れていない。

「コロナ対策です」
「わかりまーす」
 
受診前に測ったら血圧の記録と自宅でつけている血圧手帳、それから院内紹介してもらった甲状腺の結果と別病院で受けた後腹膜のCT結果を見せた。

「血圧はいいですねー」
そう、もともとわたしは高くない。普段の血圧はどれくらいか聞かれて適当に答えたら、それが人間の血圧にしては高い数字だったので毎朝血圧を測って手帳に記入する羽目になった。

他科の電子カルテを見ながら
「甲状腺は大丈夫だったみたいじゃないですか」
(甲状腺の形や機能はなんでもなかったけど首に腫瘤はあるよ)
「あ、これ後腹膜ね。大きさに変わりはなかったと・・・」

「先生、大きくならなかったらガンじゃないんでしょう?」

「何年もかけてゆっくり大きくなるものもあるからガンじゃないとは言い切れません。これが無くなったらガンじゃなかったと言えますけどねー」

「わたし、ガングリオンもできるし、あちこちそういうの見つかるから出来やすい体質なのかなーと思って」

「くるりさん、せっかく見つかったものはきっちり追った方がいいんですよ。僕だったら、甲状腺は放っておいてもいいけれど、後腹膜はフォローします。次の診察ありますか?」

「半年後にCTです」

「うんうん。これまだ小さすぎて針が刺せなないですからね。」

なんだよー、わたしは腫瘤ができやすい体質、ほくろとかと同じ同じ!と腫瘤なんて何でもないぜ!的に考えるようになっていたのに水を差しやがって。
 
お医者になるのに教科書が一緒かどうか知らないけど、畑は違えど同じような勉強してるはずなのに先生によって説明が違うんだなぁ。

いつもの目を瞑って両手を差し出すのと、先生の指先を眼球だけ動かして追うのをやった。指先ぱちぱちと手をひらひらさせる、先生が馬鹿みたいだけど有効というのはやらなかった。

そうだ、そうだ聞きたいことがあった。電子カルテに打ち込む先生に

「先生、1つ聞いてもいいですか?」
「なーにー?」
「最近明け方にとんでもない頭痛があるんです。ロキソニン飲めば治まるんですけど、寝不足ですか?」
「寝不足もあるけど、脈打つ感じで?」
「はい」
「前兆ありますか?頭痛がくるなくるなって感じ」
「ありません、いきなりドカンドカン来ます」
「鏡を見て目の片側からだけ涙が出るとか、鼻の片側からだけ鼻水でるとかありますか?」
「一切ないです」
(っていうか、頭が痛くてのたうち回っている最中に鏡を見る余裕はない)
「ロキソニン飲んで治まるならいいんですけど、血管の収縮を抑えるいいお薬あります。でも、くるりさん一過性脳虚血発作やってるとあるので脳の血管検査をしてからじゃないと出せないですねぇ、これが20代の若い子だったらCTだけ見て出しちゃえますが」
「はぁ」
(20代の若い子とか関係ないじゃん!おそらく、若い子は血管に弾力性があるけれど、わたしのように血管寿命を過ぎた古いホース状態の血管だとお薬が良い作用をしないか、悪く作用しちゃうからという意味だろうなと考えた)
「くるりさん、お薬いくつ残ってます?」
「5錠です!」
「だいぶ減りましたねーロキソニン出しておきますか?」
「手持ちがあるので大丈夫です。」
「はーい、じゃあ次は77日後。8月19日で。その頃ならコロナも収まっているでしょう。あ、血圧手帳に頭痛があった日、印つけておいてね」

また、1つ作業が増えた(=_=)

昨日は暑かったなー。