職場が変わった。結局、大手町にも丸の内にも戻ることは叶わず、今度の最寄り駅は浜松町。品川から3つ目。品川→高輪ゲートウェイ→田町→浜松町。





金杉橋から上流。多分先に見える橋が将監橋。赤穂浪士の1人磯貝十郎左衛門の実家のそば。大石内蔵助に病気のお母さんの顔見てこいって言われたのにお兄さんに迷惑がかかるって行かなかったんだって。なんか、胸がつまる。

金杉橋から下流。この先は海かぁ。
「え?浜松町?飛行機に乗る時にしか行かないよ。遠いから嫌だ」とがっかり。
インターシティに行けと言われた時も「え?品川?あんな東京の外れ、遠くて嫌だ」とがっかり。
品川区民にも港区民にも失礼なヤツだ。
池袋を起点に動くわたしには、山手線で池袋のちょうど真反対、一番向こうになる品川近辺は遠いと感じる。自分が新幹線や飛行機で遊びに行くときには遠いなんて思うことはまずないのにね。現金なものだ。
品川駅には埼京線で大崎までショートカットできたけれど、浜松町はどうにもこうにも。山手線で30分、地道にぐるりと回るしかない。幸い、池袋から座れる日が続いているので今のところそれほど苦痛ではないけれど。でも、乗車時間、長い。眠ってしまって降り過ごしたらどうしよう。
残念ながら駅直結オフィスではなくて第一京浜を田町方面にとことこ歩き金杉橋という小さな橋を渡っていく。その橋、上に首都高が通っているから日が当たらず暗くて地味なんだけど、実はそこそこ有名らしい。駅の案内にも北口の他に金杉橋とも表示されている。
ちなみに東京最強のパワースポット?増上寺や東京タワーに行くときは新橋寄りの南口。
で、金杉橋。赤穂浪士が討ち入りのあと浅野内匠頭のお墓がある泉岳寺へ戻るときに渡った橋だとか。そして、島流しの罪人を送る船の発着がこの橋だったとか。安藤広重の錦絵にも名所として描かれているとか。こんな普通の橋にもいろいろエピソードがあるのはさすがお江戸。
橋から川(古川)を覗くと屋形船が係留されている。ちょっといい感じ。
浜松町。好きになれるかな。





金杉橋から上流。多分先に見える橋が将監橋。赤穂浪士の1人磯貝十郎左衛門の実家のそば。大石内蔵助に病気のお母さんの顔見てこいって言われたのにお兄さんに迷惑がかかるって行かなかったんだって。なんか、胸がつまる。

金杉橋から下流。この先は海かぁ。