銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

見知らぬ医師

2014-09-17 | ま行~わ行 旧作映画観賞
TSUTAYAガイドでアルゼンチンのミステリーとあったので、

南米もので~か~~珍しいかも、

と、借りたら面白くなかった。未公開のはず。

13年、アルゼンチン、仏。

ナチスの戦犯、医師でもあるメンゲレの南米逃亡中の話。

初めはまあまあだった。

広陵としたパタゴニア大地、メンゲレはある一家と知り合い、

一家の子供である少女が、低身長だと気づきホルモン注射療法を進める。

父は人形作家、当然あまり売れていない。

少女が自転車に乗る、古い映画を見るシーンなどは、

「エルスール」に似ていて、きっと監督、見ている、意識していると思ったが

面白くならない。

メンゲレ医師がおかしな医学実験をしているなど、

不気味さもあり、彼の記録ノートの絵が印象的で怖いなど、

もっと上手く映画化できそうな実話ものではあるが、

低予算のせいか盛り上がりもなく、見なくてもいい映画だった。

こういう事はレンタルしていると、よくあるし、

全く期待していない無名作品でも、わりによかった事もあるので

何でも時間さえあれば、いいかな~~

というレンタルかんしょうだ。


ロープ

2014-09-16 | ま行~わ行 旧作映画観賞
ヒッチコック。

ファーリー・グレンジャーを見ようと録画。

再見ながら見。48年。

ファーリーはアリダヴァリとの「夏の嵐」?

ニコラスレイの「夜の人々」にも出ていたっけ?

この「ロープ」は完全ワンシチュエーション、室内劇、

ここに先日再見で書いた「鳥」と同様の、意味不明ピアノ演奏シーンがまたあった。

グレンジャーが、ピアノを弾き語る。

「鳥」と似ていて、自動演奏のようで、何故、入れたのかな~

さらに驚いたことは、シカゴで起きた殺人事件の実話だった。

Jスチュアートはいつもと同じように、さらっと登場している。


42~世界を変えた男

2014-09-11 | ま行~わ行 旧作映画観賞
野球はほとんど知らないが、

MLB、初の黒人選手映画ということなので、野球が好きな家族と見た。

ブライアン・ヘルゲランド監督、北欧系?

あ!!Hフォードだったんだ、エンドクレジットで気づく。

誰だろう?と見ていたが、メイクであそこまで老人風にとは。笑

黒人として初めてMLB選手になった

ジャッキーロビンソンの若き時代の伝記映画。

ゆったり、淡々として二時間盛り上がりはないが、見て良かった、

メジャーリーグの知識が増えた。

一番感じたこと、

今でも米では黒人差別はあるが、

40年代、スポーツで、ここまで酷かったのか、

体育会的超保守、罵倒、野蛮な態度の大人が多く

その幼さい思いも感じつつ、

日本人だと感覚的にわからないところもある。

競技中なのに、黒人に対するあの監督の態度には唖然としてしまう。

KKKというおかしな集団も存在国、Cへストン見たいな親父が出たり、

広い米国ならではの差別主義丸出しエピソード満載映画だろう。

ジャッキーの事より、ハリソン演じる、ドジャースのGMらしい

リッキーに興味を持った。

強い意思、決断力がなければ普通はできない行動だ。

彼に対し、気は確かですか?というセリフもあった。

そしてジャッキー担当の黒人、初広報者も良き存在だった。

ジャッキーは我慢する強さを持っているが、

それは生後すぐ父が蒸発という貧しい家庭で育った事からではないか。

自分を表に出さない、寡黙なタイプ、

感情を秘め野球に専念している。

裕福そうな家が映った妻とどこで知り合ったのだろう、

これはWikipediaから後記する。

40年代の車、家など美術がなかなか。

車は米国映画ではしっかり古い物が映る。

イタこうと呼んでもいるので、黒人だけでなく、

イタリア、ユダヤ系も差別の対象だったのだろう。

野球は白人のみ、WSPだけがするスポーツという観念の

根強いことにも呆れたほどだ。

罵倒する人に対し、「まだ南北戦争を戦っている連中だ」

というセリフが効いている。

ドジャースの仲間たちが、だんだんとジャッキーを受け入れていく姿は

気持ちがいい。

実際は、もっと苦難があったと思うが、さらっと描いていた。

ラストにクレジットされた事もあるがWikipediaから。

ジャッキーロビンソン、1919年、ジョージア州生まれ、

五人兄弟の末っ子、父は生後すぐ蒸発。これは映画でも彼が語っていた。

母はメイドをして稼ぐが生活できず、生活保護を受ける。

兄とともに、スポーツは万能、

アメフト、バスケ、陸上などで良い結果を残し、

奨学金で高校、短大へ進む。

その後も多くの大学から誘いが来るが、

家から近いUCLAへ進学。

そこで妻、レイチェルと知り合う。

妻の実家は裕福そうだったのがわかった。

進学したが、黒人には勉強は不要と、母の反対をおしきり、

41年に退学し、スポーツ指導者となり、その後、軍の学校に幹部候補生として入学する。

そして、黒人やきゅうチームにいたところ、オファーをもらう。

ここから映画へつながる。

56年に引退し62年に野球殿堂入りする。

引退後は糖尿病を患い、関節炎などもあり、片目を失明。

53歳で死去。

71年に20代の長男を事故で亡くしている。

長男の死が早い死の引き金になったのか。

映画の特典で、ジャッキーを演じた俳優が

妻に彼の事を聞いていたのは、とっくになくなっていたからだった。

子供は長女がいるのみ。

黒人初、貧しい生い立ちから、偉大な選手へだったが、

息子の死という悲しみがあってか、早い50代での死だった。

映画ラストでは、死はクレジットされなかったと思う。


わたしはロランス~服が空から

2014-08-30 | ま行~わ行 旧作映画観賞
服が降ってくる映画、レンタル。2012年、

少し期待して見たカナダ、23歳監督作品。

Mプポー、Nバイ。

女装したい、と言い出した長年のパートナーに驚く女性、

離婚した中山美穂、辻仁成を思い出した(^^)

映像は斬新、色彩、カット、明暗のライティングもなかなかよく、

他の映画では見られない個性、センスはある。

冒頭のカーテンが揺れるカット、後半雪のカットなど。

アップ多用、揺れるカメラは、CM、プロモーションビデオ風。

お話としては、不可解さがありすぎで、

腐れ縁、女装願望男と、

それでもあなたから離れない女の

10年のくっついたり、離れたり、

パリ、カナダ、米、ウロウロ??

感性の才能はあると思うが?が多い。

まだ若い監督、やってやろう!感があり、

初期のPトーマスアンダーソンに近いセンスも感じた。

カエルでなく服、(^_^)

水も降ってくる!水は普通か(^o^)

プポーは脚が綺麗だが、女装でもメイクはそれほどはせず、

男と女の中間のようで、ちょっと引いてしまう。

女装が中途半端。

彼が何故急に女装の心も、わからない。

セリフは多いが謎だ。

考えてみれば、ロランス・アリアというネーミングは女性でもいい、

逆にフレッドは男性でもある名なので、

どちらの性でもありかの話として創った?

似た者同士の腐れ縁かー。

心理的に見ると、二人ともに精神的に、かなり不安定さがあり、

感情、情動的混乱もあり美しい映像ではあるが、イライラする焦燥感も感じた。

Nバイは、いくつになっても知的で綺麗。

ロランスの母役。

音楽がいい。

ベートーベンが突然かかる。マーラーも。

ラスト、クレジットバックの歌、

「レッツゴーアウトトゥナイト」

小さいクレジットでよく読めなかったが、ブルーナイル?の声に似ていた。

歌、ポール・ブキャナンとあった。

調べたら、ブルーナイルの彼、ポールだった。

ブルーナイルと映画のラスト曲で再会できた!よかった。

ブルーナイルについては、後日。




マイルーム

2014-08-23 | ま行~わ行 旧作映画観賞
96年、レオ、メリル、Dキートン、デニーロ。

レオが17歳役。

家族と介護と癌の物語。

20年音信不通の姉妹、姉が白血病になり、

骨髄移植のことで再会、父は寝たきり、在宅介護、

というリアルな家族話だが、

買い物など日常生活シーンはほぼなく、

姉と父の生活費はどこから?父の年金?

家は古いがわりに広そう、庭、車もある。

車に乗るシーンが多い映画。

父は認知症?大量の投薬をテーブルに瓶でおいたままって、

普通ピルケースでしょ。

メリルはあの年で美容師資格をとる?デニーロ医師もどこか不自然。

レオに「リチウムを飲んでるの?」というセリフがある。

リチウムは双極性障害のファーストチョイス薬、他の病気では

ほとんど、とうよしないと思う。

なので彼は躁鬱で、あんな行為をしたのか~

彼の行動も、病からかなと感じられるが、

しっかりセリフにあるが病気の事は出ず、曖昧なまま。

ラスト、親族は皆、キートンの骨髄移植適合者なしで、

どうするのかも不明。他人からもらうのかな~

父をホームに入れたらと思うが、頑固に反対するキートンの態度もわかず

在宅介護の限界もあるでしょ、と。

癌なのに無理しないでいいよ。

スッキリしない映画、ファンならレオの若さを見るのはいい。


もう一人の息子

2014-07-25 | ま行~わ行 旧作映画観賞
全く知識なくレンタル。

仏の個性派女優、Eデュヴォスが母役。

舞台はテルアビブ、18年前に遡る、

湾岸戦争混乱での子供の取り違い話。

18歳の息子の血液がおかしい?

疑惑から始まり、病院はあっさりミスを認め、二組の夫婦を対面させる。

育てた子は自分の本当の息子ではなかったという衝撃に

男性である父、夫は弱い。

それに比して母、妻の強いこと!

この辺り、もし自分が~なら少し理解できた。

パレスチナ、イスラエルという民族の対立、

戦闘が続く背景を超え、二組の家族は、徐々に理解しあっていく。

デュヴォス一家が、本当の息子を育てた、

アラブの家族を始めて自宅に招くシーンがいい。

家族でのおもてなしと、お互いの理解を得ようと

~父二人は、はじめなかなか近づかない。

コーヒーを二人で飲むシーンがあるが、男の会話は無い。

よく考えてみれば、

湾岸戦争当時、あの二組の夫婦が同じ病院の部屋が隣で出産には、

民族、社会的地位も違うので、無理がある、病院は違うでしょ。

ツッコミでる乳児取り違えではある。

二人の青年の肌の色にも感じた。

青年たちの兄弟も含め、九人、皆いい人たちすぎる感もあるが、

民族間争い、育て生みの親とは?を気をわず描いていた。

短い期間で大きなトラブルもなく、理解しすぎではと感じたが、

単一民族の日本人にはわからない事だろう。

戦争はこんな所にも大きな傷を残す。

二人の青年はこれからどう生きるのだろう。

内戦は続き、未来は確定してはいないというラストカットだった。

上記したが、

役者では、本当はアラブ青年役の肌が白すぎる気がした。

隔世遺伝などもありで、いいのかな~

調べたら、昨年のTIFFのグランプリ作品、

監督はロレーヌレヴィ、女性、

ほぼ女性、母視点の映画と納得。

監督賞も同時受賞。


マチェーテ

2014-07-19 | ま行~わ行 旧作映画観賞
Jアルバ、Mロドリゲスなので、家族がみたいというのでレンタル。

Rロドリゲス監督。

「シンシティ」の監督だった。

タランティーノ風かは当たっていたが、

不法移民など微社会的テーマ、政治家の悪徳なども入れたエンタメ。

デニーロは悪い政治家、Sセガールは麻薬王、

Lローハンも出た。

舞台はメキシコ、マチェーテは男性の名。

元捜査官、彼が正義の味方?になる。

メキシコからの不法移民、労働者とテキサス州との戦いのような。

アルバは捜査官役、

「ダークエンジェル」の頃とあまり、変わらない、若い!

マチェーテはナタを古い、悪者をバサバサ殺す。

何十人も死に、何十リットルの血が流れたか。ドバッ。

まさに血の海。

彼は背は低いがインディオ系のがっちり風貌、

見たことあるな~マチェーテ役を調べたら、

ダニー・トレホ、

経歴、11年刑務所服役後、俳優へ。

「マチェーテ」は10年に一作目があった。

これは続編みたいね。

ロドリゲス監督は従兄弟で、ダニー初主演となったそう。

いかにも元犯罪者っぽいような役がらだった。

個性ある彼の存在でもった映画かも。


ユナイテッド・ミュンヘンの悲劇

2014-07-18 | ま行~わ行 旧作映画観賞
11年英。録画初見。

W杯でも所属がマンユーの選手は多かった。

過去の悲劇の映画化。

この飛行機事故は知っていたが、

プレミアリーグの当時の様子、内幕がわかり、

丁寧な演出で意外と面白かった。

事故は58年。映画は56年から始まる。

選手、ボビーは三年間、スタメンがない。

監督から呼ばれ初スタメンに決まる。

その夜は嬉しさ、緊張で三時まで寝られないほど。

初スタメンで二ゴール!

ボビーとマンユー選手の事故から、その後の復活までの物語だ。

試合前夜でも喫煙、お酒は普通だったようで、

これは今も海外はそうなの~

試合直前までパイプ、葉巻をくわえている選手もいた。

ラフな感じ。

ボビーにスタメンを告げる監督は、デスクにどんと座り、かなり威厳があった。

当時、女性と付き合うとき、自分の職業はサッカー選手とはいわないこと、

収入が低いから、というセリフがある。そうか。

事故は大雪の中、強行離陸する中で起きた。

二回離陸し失敗、飛べず、一度乗客は降りてロビーで待つ。

三回目の離陸後、すぐ揺れが酷くなり、

明らかに無謀な飛行だった。

今なら考えられないだろう。

マンユー選手、七名死亡、

記者、スタッフを入れると21名死亡。

監督を含み10名負傷、もうサッカー選手生命は無理な人もでた。

ボビーは事故のトラウマ、PTSDで試合に出たくない、

死んでしまった仲間を思い、出られない気持ちになるが、

徐々に回復し、758試合に出場、通産249ゴールをした。

08年、マンユーはチャンピオンズリーグで優勝した、とクレジットされた。

今、マンユーは調子悪いよね。

だから監督もファンハールに交代だと思う。

歴史あるクラブの50年代の練習風景、

選手の様子などがわかる映画でもあった。

2014年W杯、決勝の前にみた。

ランナウェイ

2014-07-14 | ま行~わ行 旧作映画観賞
レッドフォードという事だけで知識なく見たら、

73歳になった、Jクリスティーまで登場、

ボブとは初共演ではないか?

それが一番印象に残った。

60年代ベトナム戦争の頃実在した

過激派の30年後ストーリー。

当時組織に属していた彼らは、指名手配されてはいるが、

捕まらずひっそりとそれぞれの道で生きている。

オウムみたいなの。

FBIが彼らを追い、記者が真実をスクープしようと

必死でレッドフォードを追うが~

ラストで、父娘の物語でもあると思った。

まずボブ様、少し前まで体型は変化しない男優だったが、

お腹がかなり出てきてたよ、

77歳、まだまだ自分が出たい!

まして11歳の娘がいる役って、普通は孫でしょだが、

娘ですよ、が凄い!

イーストウッドに負けてたまるか。

キャストは豪華、

Sサランドン、主婦になっている元過激派、

同じくNノルティ、Jクリスティー。

若き記者がSラブーフ、上司がSトゥイッチ、

Cクーパーがレッドフォードの弟。

FBI役、Tハワード。

映画としては普通。

お仲間を実年齢で見ると、ボブ77、ジュリー74、

サランドン67、ノルティ72だった。

Jクリスティーとレッドフォードは

クリスティーの方が年上と思っていたら下だった、

彼女の方が先にデビューしているせいか。

変わらずキリッとした役柄だった。

ベトナム戦争過激派といえば、

パトリシアハースト誘拐事件?だっけ、あったよね~

30年前の過去を呼び起こす過激だったあの頃、

再び同窓会劇場へ、「秘密は危険なものだ」のセリフは確かにいえる。


ミスティック・リバー

2014-07-07 | ま行~わ行 旧作映画観賞
イーストウッド、録画再見。

ボストンの下層階級地域といっていいのかな。

03年、Dルヘインの原作も読んだ。

暗い物語。

25年前のおぞましい事件から、再び、やりきれないラストへ。

アメリカのどうしようもない犯罪者社会を浮き彫りにした話しだと思う。

ショーン・ペン役はイタリア移民か?

娘のカトリック聖体拝領シーンがある。

小さい娘は神に誓いをたてるが、

父である元犯罪者でもある彼は、

再び怒りにまかせる犯罪を平気で起こす。

背中腕刺青も怖く、彼しかこのヤクザな役はできないほど適役。

ティム・ロビンスは少年時代の性的虐待トラウマを抱えた役。

25年経った今も、かなりのPTSDがあり、

それを誰にも相談できないまま、大人になり父になってしまった。

妻にも伝わらない。伝えないのか。妻も本当は冷たい。

少年時代の辛い記憶である、

車に乗るシーンは何度かフラッシュバックがあるが、

25年経ち、元友人であったショーンの娘殺害事件から

再び車に乗ってしまったティム。

そこで未来は閉ざされた。

二回車に乗るシーン、酒場にいるシーンも二回映り、

2回目で彼のこれからは、あっけなく終わった。

結局、刑事であるケビンと

ヤクザなショーンがティムに勝ったラストになるのか。

二人は一生、罪を背負って生きていくのか~

ティムの妻もかわいい息子がいながら、

あの告げ口行為は不可解で悲しすぎる。

妻も彼のトラウマを全く、わかっていなかったということだ。

孤独な人物、ストーリーで、米の性的犯罪を

改めて考えさせられる映画でもある。

マン・オブ・スティール

2014-03-15 | ま行~わ行 旧作映画観賞
SF?で借りたら、スーパーマンのこと?

見終わり調べると、そうだった。

スーパーマンができるまで、彼が仕事に着くまでだった。

142分長いが、エンタメとしては普通にみられる。

ちょっとくどさはある。

Rクロウが、実父。ある星にいるの。

そこで100年ぶりかで、人間の出産方法で産んだ息子が、

わけあって後に地球で養父母に育てられる、スーパーマンになる。

養父母がDレイン、Kコスナー。

この二人、ニコラス・スパークス原作のアレレ映画で、

中年恋人同志役だったか~

Aアダムス、Rフィッシュバーンとキャストは豪華。

スーパーマン役、ヘンリーカヴィルは初めてみたような。

戦闘機、未来機器は万年先グッズだが、

戦いでの殺人は、鉄の長い火かき棒風で刺す、という今風(^-^)


モネ・ゲーム

2014-03-02 | ま行~わ行 旧作映画観賞
ライトメディ。マイケルホフマン監督、コーエン兄弟がホン。

絵画贋作詐欺物語。

軽く見られて楽しい。

絵の知識がある方、モネ1891年頃の作品

「積み藁シリーズ」?何枚かある、が出るのでいいかも。

少しだけ、好きな映画「おしゃれ泥棒」風でもある。

コリンファース、53歳、セリフに「笑わない人」とあるが、

ホント、彼の笑顔ってあまり見ない。

薄笑いはあるが。

セリフ回し、声はレイフファインズに似ていると気がついた。

真面目な顔でコメディもできる人。

驚きは、トムコートネイ、77歳、

「ドクトルジバゴ」の革命家役だが、

私にはPオトゥールがサイコ殺人の将軍役で出た

「将軍たちの夜」のコートネイが今も残っている。

最近では、見ていても気がつかなかったが

07年「ライラの冒険」に出ていて、

昨年あたりも出演ありで、ずっと活躍しているのね。

Cディアス、スタイルは抜群、でもこれからどんな映画に出て

どうなるの?と思ってしまう女優さん。

67歳、Aリックマンは、この手の役はハリポタで覚えたのか(^ ^)

リックマンの取引相手に日本人たちが登場するが、

日本人をバカにしたような感じもあった。

タイトルクレジットはコミック的イラストで楽しい。


ル・アーヴルの靴みがき

2014-02-26 | ま行~わ行 旧作映画観賞
2012年。Aカウリスマキ、五年ぶりだそう。

面白かった。彼らしいが見やすい。

家族もずっと見ていた。

彼の映画に必ずと言っていいほど出るグッズ。

花束、タバコ、そして犬。

名はライカとクレジットあり。

今回はフランス港町が舞台、

フランスパンのバケットが何回も映る。

田舎町のパン屋さんだが、できたて、おいしそう。

卵はなぜか、ゆで卵。名物?(^o^)

移民受け入れが普通に多いフランスらしいお話。

コンテナで密航の少年を、ロンドンの母の元へ皆で協力し何とか送り届ける。

彼の映画では、これまで、ないようなストーリーでは~。

刑事も理解ある、善き人、町のみんなも、

それぞれに手を差し伸べる。

淡々とした展開はカウリスマキ節だが、

あたたかく、ほんわか、ラストの木は一本の桜満開カット。

俳優はカウリスマキ組、カティは「白い花びら」99年が一番印象に残る。

ここではロックバンドシーンもあるが、バッハもかかっていた。

特典から。

主演と刑事役2人の俳優の20分のインタビューがあった。

セリフは初めはフィンランド語で、それを仏語に訳した。

フィンランド語では、とても堅いセリフだったが、うまく変えたと語る。

カウリスマキの独特な堅さ?は、邦画でいえば、

小津監督に近いと思っている。

セリフの間、個性ある堅さ、雰囲気は似ていると感じた。

ルーパー

2014-02-14 | ま行~わ行 旧作映画観賞
再見。

JGレビット、Bウィルス、Eブラント、Pペラーボ、

時は2044年、SFの殺し屋稼業。

少し見て再見に気が付く。

二回目なのに、再び七割しかわからない。

念力が普通に使える時代。

「ウェストサイド物語」のアパートそっくりが映る。

変な話だが、最近SFに多い気がする。

2回みないとわからないのが~

これは2回見ても??

リンカーン

2014-02-13 | ま行~わ行 旧作映画観賞
DDルイス様の熱演は納得、Sフィールズの貫禄にも圧倒されるが、

映画としてはこ歴史話が好きでないと、150分長い、

同じような背景、会話劇の連続ではあきるのでは。

私は眠くなった。(^_^)

映画館なら寝てただろう。

史実に忠実に撮っただろうが、何かスパイスを効かせる工夫もほしい。