銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2013-05-15 | ま行~わ行 旧作映画観賞
長いタイトル。原題とおりかな?

Sダルドリー、この監督、ダンス映画、リトルダンサーだっけ?

だったら合わないかは、あたりだった。

Tハンクス。

Sブロックは、40分位、誰かわからなかった。地味メイクのせいか。

MVシドーも、声が出せない老人役で出ていた。

911で父を失った少年オスカーの映画で原作あり、

アスペルガー症候群~少し後記~らしい少年のモノローグが多く、うんざりする。

この障害の映画、モーツァルトと鯨、だっけ?以前、あった。

非常にわかりにくい障害だと思う。

映画としても、私にはわからない映画だった。

オスカーが早口でまくしたてるシーンが何回もあるが、これがタイトルに?

アスペルガー症候群だから、まくしたてる、か?

911からの大きな喪失は多数の人が経験しただろう。

障害があるとし、911で父を失なっているなら、なおさらだが

少年はカウンセラー受けてないの?

仲が良かった父との思い出から、鍵の発見、テンションがあがってか、いらいらしたり、

強情な面も出て、母に秘密で行動するが、わかりにくい。

モノローグの嘘~12個、などもあざとい気がする。

母も辛いのに、それがわかってないね。

もう判る年だとは思うが~

少年役、多数の中からの抜擢、演技経験ないとか、

でも特典の語りを見たが、芸能界に慣れ生意気な感じを受けた。

911からの家族を描くなら、アスペルガー症候群を出さずもっと別の視点からの方が

わかると思った。

少し前、NHKETVで発達障害系の特集があり録画し、すべて見た。


アスペルガー症候群、自閉症スペクトラム、LD、ADHD、知的障害、広範性発達障害など、

今は、色いろな名がついている。

見ていて、それぞれだなと感じた。知的障害があるかないかで、

かなり違うし、特性は差が大きい。

わけあり、これらの障がい者と関わったこと、家族も、関わる仕事をしているので、

映画で障害と911の喪失感などを描くのは難しいと思った。

それで、のれない映画だったのか?

複雑になっている発達障害系の分類を変更しようという

記事が、先日新聞に載ったが、本当にわかりにくい障害、そして世代を問わず増加している障害でもある。

ヤング・アダルト

2013-05-12 | ま行~わ行 旧作映画観賞
Cセロン、Pウィルソン。

レンタル。37歳シングル、

落ち目ティーン向け小説のゴーストライターが

故郷で元彼とよりを戻そうと必死になるって、

ストーカーに近い。

彼はすでに妻子持ち。

彼とはもう20年くらい前のことなのに、心、かなりへんだ。

仕事柄、ストレス多そう、セロンは抜毛症がある。

コーラがぶ飲み、アイスも。

精神的にカリカリし追い詰められてる姿は、よくわかる。

彼女、この手の役は合う。

キティのTシャツを着ていた。

あの体が不自由な元クラスメイトとSEX。

初め見てそうなるだろう、とあたり!

ラストは、もっとシャキッと終わればまだいいが、あまり感じがいいお話ではない。

先日レンタルしたCディアスの「バッドティーチャー」よりは

少しましだが。

リトルプリンセス・リトルロマンス・誘拐犯・もう一度殺して

2013-04-22 | ま行~わ行 旧作映画観賞
前に見た旧作整理中、再更新映画

●リトルプリンセス

これは新しいDVDレコーダーで録画。
きれいに撮れた。再見。

「小公女」というと孤児、インドと
深読みすればいろいろ出てきそうだが~

ここでは少女たちのファッション、当時のインテリア、小物などに目がいく。
美術もよく服の色の微妙さなど
気品あふれる寄宿舎の様子がわかる。

暗め緑の服、青いリボン、白いネグリジェなど。

ロリコン変態?映画「エコール」とは大違い。

お料理もおいしそう。

親と離れ寂しさから空想の世界にはまる少女たち。
暗さもあるが夢もある。
雨の劇的再開もいい。本と同じかな・・

「少公子」同様、読み直したくなる。
監督、A・キュアロンか?

●リトルロマンス

79年。G・ロイ・ヒル監督。

D・レインが子役時代、13歳くらいか。
意地悪顔で裕福娘。
大御所、L・オリビエが泥棒?悪役で微コメディ。
「スティング」が映るシーンあり。
D・レインは見ていて子役からがわかる女優だ。

●誘拐犯

再見だけど余り覚えていない。

リーズと離婚する前のR・フィリップ。
BDトロ、J・ルイス~彼女は汚れ役合うな。
昔ブラピの恋人だったなんて意外。

おじいさん役で「雨の中の女」のJ・カーンが出ているが
人間関係が複雑で、見てるけれどわからずで幕。

●もう一度殺して

V・キルマー。89年。
この頃は育児などで多忙で映画も年数本見られたか?
これも全く知らず。
キルマーは今でもちらちら出てるし、
興味ある男優だが代表作ってなんだろう、
とおもいつつ何となく見た。

娘・妻・母  予感

2013-04-13 | ま行~わ行 旧作映画観賞
前に見た映画、再アップ。

●成瀬巳喜男。S35年。
再見。一言で言うとお金の話。
あとは嫁、母、兄弟のごたごた。
とにかくお金のことが多く、傍から見るとコメディみたい。
成瀬は結婚に失敗し子供もとられたらしい。

そのせいか5人兄弟なのに子供は長男役、森に一人しかいない。

成瀬映画の子供の数を調べてみたい気になる。
森雅之が、のらりくらり、ひょうひょうとしてていい。
お金がないのにバーで遊んだり・・うまい。

長女、原節子はどことなく硬く怖く媚をうる相変わらずの演技。
ハイキングに着物で行くなんて!へんな衣装(^_^)
団れいこが「ちぇ!」と何回も言うが、この家では疑問。

それなりの家の感じだから・・言葉、あばずれすぎる。

小津監督作同様、24歳が結婚リミットも笑。
森の妻、嫁である高峰秀子の冷静な視線があるので
コメディではない部分もある。
が、笑えた。ある家族の内幕物。
どの家も現代でも問題はあるのかと思う。

家族の永遠のテーマで
現実がいっぱいつまってる。

●イラン映画とは思えないアジアFF作。
イランヌーヴェルバーグ!(^^)!かも。
近代化のイランでの夫婦の危機で、女性精神科医まで登場!

ショールームのような子供のいない夫婦の
綺麗な部屋、キッチンを
監督は「子供がいないと綺麗」と語るが

違う!いなくても汚い家もある。

車も高そうで、全員イラン富裕層。
でも女性はまだ覆いのベールしている。

カウンセリングシーンもあり、イラン映画の
イメージが変化した。
こういうのが先端なのかな・・

牧歌風景皆無。

めまい

2013-04-06 | ま行~わ行 旧作映画観賞
ヒッチコックの映画がくるのでBSで彼の映画を放映している。

新作「ヒッチコック」では、サイコ、の中のJダーシーが気になる。

先日の「クラウドアトラス」で初めて知った。見に行けるかな?

この映画、実際に監督にあった方の評では

ヒッチコック夫妻とは、違うかんじを持ったとある。

ホプキンス、ミレン夫婦。あくまで映画としての夫妻?


BSでは再見したいもの録画。

これも一回は見ているが、かなりわすれていた。

58年、Jスチュアート、キムノバク。仏の二人の人気作家が原とのこと。

タイトルバックの多色幾何学模様、クルクル回るの、

当時はとても斬新だったと思う。

ミステリーだがシュール、夢など幻想的映像が多く楽しめる。

修道院、ホテルなどの建物も印象的に撮られている。

「白い恐怖」につながるとこもある。

車の走行シーンが好きな監督だと、この映画でも思う。車好き?

そして、ヒッチコックの作品ではキスシーンが一番多いのではないか。

何回もある。

第二のキムに彼が、あの服を買いヘアをブロンドに染めて~

というあたりは、ストーカーだよ!^o^

心の病気だったからもあるが~

ラスト、スチュアートは怖い顔になるの。

どちらかというと、優しい顔の俳優だが、

急に怖い表情にもなれる俳優だと思った。

途中、ああそうだった、と思い出したが、ラストは、残酷な幕。

ミクロの決死圏

2013-03-26 | ま行~わ行 旧作映画観賞
66年、Rフライシャー。

Sボイド、Rウェルチ。

全編静かで始めセリフは数分ない。

47年前の斬新なSF特撮映像はすばらしい。

でも何で女が一人いたの?男だけでいいのに。

それで問題は起きないが、ウェルチが死にそうになり、

体にピッタリ張り付いた抗体?を男三人、

手ではがすシーンを撮りたかったから^o^

という、何故か女一人いる人体水泳、救出作戦。

白、黒いベルトのピッタリ制服は生々しい。

音楽はエデンの東のローゼンマン。

このブログに前、一回は書いている映画。数回はみてるかな~


私が、生きる肌

2013-03-25 | ま行~わ行 旧作映画観賞
アルモドバルの映画はほとんど見ているが、記憶力が落ちたせいか、

忘れているものが多い。

似ている感じの映画も多いので、混ざっていて記憶が薄れているは、

いいわけになるか。

「ライブフレッシュ」これはミステリーの原作を読んでもいるので、まあ覚えている。

最近の、とくに大好きな映画はなかった。

これは、こんな話だったのね!(⌒▽⌒)

原作は仏のミステリー、「蜘蛛の微笑」

変態監督なので、これもですか、という感想。

復讐劇だが、まあよくもここまで手の混んだ復讐をと思う。

凄いエネルギー!に感服。

パワー全開、バンデラス医師。

愛した妻と娘、どちらにも、結果、裏切られるような夫、父、

裕福で、ばれないような田舎の豪邸?に住み

何やってるのか?おかしな形成外科稼業。

でもピストルも常にあり、ヤクザっぽいこと。

スペインで銃所有者は多くないよね。きっと。

しっかりあるの。

そして、彼女にサイズ五本くらいのあれを試して、など繊細な指示。

結果、自分で試すようなSEXへとなってしまうなんて。

サイコ医師だが、ちょっとぬけてる感じもあり、笑いも。

彼女を好きになってしまう?とこも何でと。復讐から愛へ。

静かだが、過激。うーーん

思ったより変態は強くないかな~SFでもあるし。

ラストは彼の定番、母へ着地。

母への思いとなる。彼の映画は母が宝物、感謝が多い。

六年ぶりに、やっと母と再会した、彼、彼女は、涙で閉め演歌風か。

彼女役エレナは、Nワッツに似ている。

「パヒューム」「顔のない目」幽閉系では「コレクター」なども思うが、

アルモドバル独特の映像は確かにあった。

ここでは皮膚だけでなく性転換もだが、

皮膚移植は100年後くらいに、全身など可能になる日がくるのかな。

ロバと王女

2013-03-09 | ま行~わ行 旧作映画観賞
旧作整理中の映画。

デジタルリマスター版だそう。
ながらみ再見。

ペローの童話?原作。
ドヌーヴ、J・ペラン、J・マレー。

ドゥミ監督、ルグラン音楽。

妻が死に実の娘と結婚したいと言う王。
中世?ふ~~ん、そうなのね。

それでも、そうなるように周りは必至の努力。
ファッションも豪華。

娘ドヌーヴはペランと恋に。
ペランと言えばゴダールからA・カリーナを寝とった優男(だと思う)。

ロバの毛皮が可愛い。

お菓子教室もある。
そこでケーキの中に指輪を入れるのって、
今、売ってるケーキでもフランス系だとあった。
指輪でなく、小さなグッズが入っていて、それに当たると
幸せがくるという~
このあたりからの伝承か・・
春に食べたら、私のには入ってなかった。

ドヌーヴのお人形さんのような可憐さは
今の整形むくむくとは大違い。

ラスト、ヘリが飛んでくるシーンでシュールになる、
ここが見どころかも。

レイン・メーカー

2013-02-04 | ま行~わ行 旧作映画観賞
97年、コッポラだったね。

原作はJグリシャム。

マット、クレアが若い。

Mロークもまだそれほど太ってはないし、まだ崩れてない。(^o^)

米の弁護士の裏側とおなじみDV夫話。

マットは資格をとった新人として初々しく登場する。

「どの弁護士も裁判を一つこなすごとに、

超えるつもりではなかった一線を無意識のうちに超えてしまう。

何度も繰り返すとやがて線は消え、晴れてみんなの仲間入りだ。

汚れた海の鮫どもの」

吹き替えだったのでラストのマットのモノローグが印象的。

米の弁護士の地位は日本とは違い低い。

訴訟も山ほどある。

弁護士の数が多いから、いろいろな人間が弁護士になっているはずだ。

昔、年上のいとこが米人と結婚、ずっと米に住んでいる。

息子は弁護士になった事を思い出した。

見えない雲

2013-01-29 | ま行~わ行 旧作映画観賞
06年ドイツ。忘れていたが、再見みたい。

DVD鑑賞。

ドイツで起った原発事故のはなし。

ベストセラー小説の映画化でスクールものでもある。

日本の原発事故を彷彿させるシーンも少しある。

もっと大きな事故だったら、日本もこういう状態になっていただろうが映像化されていた。

現実にはドイツは、今、原発を八年くらいかけ壊して?行く政府方針になった。

この映画の時点では考えられなかっただろう。

チェルノブイリから27年。

ドイツは自国の原発はもう壊す方向になったが、仏から買う形だ。

フランス、6000万の人口で農業国なのに、原発作りすぎ?

余っているから他国へ売る、というのも何だかと思うが、

そういう現実もある。

この映画は10代の未来が原発により破壊された物語になっているが、

ほんの微かな未来も見えるようなラストだ。
このDVDはレンタルではなく、通販生活、というカタログの付録だった。

ちょっとびっくり。

このカタログの特集で原発関連が載っていたので、それでの付録みたい。


マーガレット・サッチャー

2012-12-06 | ま行~わ行 旧作映画観賞
マーガレットサッチャー。

盛り上がりもなく面白みはないが英のある時代の歴史として見れば

いいかもしれない。特に女性の。

老けたメリルのメイク、時間かかったと思いつつ、みる。

回想形式だが、三つの時代にわかれているので英の歴史に詳しい人なら、

わかるだろうが飛んでいることもあり、

あれ?またこの時代に…若い頃は俳優が違うなどで、まあ、わかるが

全体に中途半端、散漫になってしまった気がした。

時代を絞ってとればよかったかも。

79年から11年半初の女性首相、世界で初。

政治家女性の先駆者として、大きな功績だろう。だから映画も創られた。

見ていると、マスコミ、議員たち、すべてが男性。

こんな中で、どれほど大変だったか、と感じ、

それが晩年の認知症への道だったかと思ってしまう。

女は常に一人もいない時代。

北欧でも、現代でも大臣くらいまででは?ドイツでは首相が出た。

英はその点進んでいたのか?それともだれもなりてがいなかったからか?

相当プレッシャーだらけの毎日だっただろう。

まして子供が双子って!今でも、それだけでキツイ育児なのに

身体がキツくても言えない時期もあったのでは。

昔、双子をもった友人が、何もできない、大混乱の日々、

と言っていた事を思い出した。

子が幼児の頃から、政治とかかわっていただろうから、

長い間に疲れがたまったのだろうか。

人生、無理をしないこと。

クレジットで監督をはじめ、スタッフ、ほとんどが女性を知り

女性映画としてとりたかったと思う。

BBC、テレビ界出身、08年にメリルの「マンマミーア」で

デビューした監督のせいか、構成などがあと一歩か…あっけない幕だ。

特典から。

メリルの私生活は彫刻家の夫、四人の子。彼女も女優をしつつ、

四人もうんだの!強い丈夫な人だ。



ランド・オブ・ザ・デッド

2012-11-06 | ま行~わ行 旧作映画観賞
お預かりしているDVDから。

ジョージAロメロ監督。

近未来、人類はほとんどゾンビになってしまい

人肉を食べることが普通。

そんな世界、なぜかDホッパーはほぼスーツ役で登場。

彼、何でもでてるね。

Aアルジェントも、ゾンビと戦う。

拳銃戦もあり、ちょっとレトロな西部劇風と感じるとこもある。

ゾンビ映画は多数あるが、ロメロ監督が大御所、筆頭になるの??

みんな元気

2012-10-19 | ま行~わ行 旧作映画観賞
09年、イタリア映画のリメイクらしい。

そういえば、イタリア的(家族の感じが)なとこもあった?

デニーロ、Kベッキンセール、Dバリモア。

デニーロ父に4人の子供がいるが妻が死に一人暮らし。

退屈な日々。

子供4人は皆、うまく幸せにくらしていると思っているが・・

実は、それぞれかなり大きな問題を抱えていて一人は麻薬で死亡!

けっこう、大きいね。

子離れできない父の物語、子に期待しすぎ、うるさい父の物語だ。

デニーロが「くろうして育ててやったのに」というが

それは、おかしい。

親になることはくろうが前提で、それを言うのはおさない。

くろうもあるが、反面、子供がいる喜び、子供から学べる事などが与えられるのだから。

子供に、表だって何かを求めてはいけない。

こっそりならいいが(^_^)

これ、難しいね。

デニーロはいい父だったろうが、求め過ぎ子供を逆に

委縮させてたかもしれない。

親になると傲慢になる。

先に生まれたから、自分の子供だから、何を言ってもいいものではない。

健康(この意味もいろいろだろうが)なら、それでよし、となれば

よい親になれると思う。

生まれるまでは母子ともに健康で~が

年々、あれもこれも~となるのが人間だが、そこを抑えて進む親が理想。

期待は自分の心の片隅におき、求め過ぎないように・・

ラストは、うまくできている映画。