ついの住処というけれど。
震災から8年。
このような事態になっているとは、思わなかった。
震災から8年。
このような事態になっているとは、思わなかった。
家、1階は壊れたが2階は残って何とかすめるので、
2Fに住んでいる人を2階族と言っていた。
え、何?
え、何?
国はこのケースでは、285万の支援金しか出してくれない。
2階に住むか、越すか~ということ。
2階に住むか、越すか~ということ。
そのお金は1階の修理にもたりず、多へ越すこともせず
2階に住んでいる高齢者がほとんどと思う。
2階に住んでいる高齢者がほとんどと思う。
なぜかというと、2階がある人は仮設住宅に入れないのだそう。
他へ越したくない人もいる。
初めてしる。
家が残っている人にはそこで何とか過ごせ、という制度から。
高齢でお金もなく、すべては直せないので、
1Fは8年経過しても、まだかなりひどい状態のお家もある。
風が入る。北の地方、寒い。
床が壊れ段ボールを敷いてしのいでいる。
どこかの市だけでも2430世帯が、直し住みたいと思っている。
床が壊れ段ボールを敷いてしのいでいる。
どこかの市だけでも2430世帯が、直し住みたいと思っている。
国とは別に、石巻市では100万円が支給された。
住んでいる方の家の内部がうつる。
お金がないので、おうどん、3つで100円、もやしと茹で食べる。
お金がないので、おうどん、3つで100円、もやしと茹で食べる。
年金だけの暮らし、修理するお金はもうない。
体調も悪化した。
体調も悪化した。
足を痛めたが、病院へ行く費用もないので、
専門家がサポートへ来ていた。
専門家がサポートへ来ていた。
皆、ほぼ一人で暮らしている。
新しい復興住宅へ入った方の取材。
仙台のマンション、300世帯。立派な建物。
入った方が死後数か月で発見された。
一人暮らし、60歳。
誰も、名も知らない、顔も?
誰も、名も知らない、顔も?
生活も見えていなかった。
自治会を作っているが、名前は個人情報なので、
役所は教えてくれない。
会合などに集まってくれた人のみ、顔、名がわかるという状態。
半数しか自治会に入っていない、空き室も多い。
災害ケースマネジメント、という言葉が出た。
トータルで個人の生活を見ていく。
トータルで個人の生活を見ていく。
オーダーメイド支援という感じ。
社団法人、チーム王冠、一人の男性が中心になってサポートを始めた。
専門性がある問題は、個別に無償でみてもらう。
専門性がある問題は、個別に無償でみてもらう。
建築士、医療系、福祉系、就労系、経済系など、
わけて支援するが、人手に限界もある。
2階族の方は、諦めが広がり、ぼんやりと過ごす人もいる。
アルコール依存症になっている方もいた。
アルコール依存症になっている方もいた。
孤独死、という言葉が何回も出てきた。
1箇所で一生暮らすという、感覚がわからないので、
理解しにくい。
1箇所で一生暮らすという、感覚がわからないので、
理解しにくい。
ここで死にたい、ここに居たいという気持ちがとても強い。
孤独死、という言葉、
大越記者は何回も言ったが、
安易に解釈してはいけないと思った。
孤独死は誰にでもあると思う。
震災被災者だけではない。
これをアップするころ、8年前、津波が襲ってきていたのだ、と
改めて思う、晴れてきた、都心。
改めて思う、晴れてきた、都心。
8年経った3月11日。
あの日は曇りで、東京も寒かった。
まだ仮設などで暮らしているかた、健康を大事にしてください。