銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

関心領域 ★★★☆

2024-12-07 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

23年、米、英。A24制作。

1943年、アウシュビッツの隣に住む7人家族を

淡々と描くA24らしい演出。映画館の方が効果音が響いたと思う。

原案がある。

初めタイトル後、何秒か真っ黒画面に、合間に赤、白画面も入る。

固定のカメラアングル、アップはほぼない。

セリフは少ない。

ハネケ映画を連想。主演ルドルフ役は彼の「白いリボン」に

出演していた。

湖、川。自然に囲まれた場所で、人を焼いていたのね、

隣は普通の暮らしがある。心はどこまで麻痺していたのか。

ドレス、アクセ、歯まで自分たちのものにする。

大量遺体処理現場の隣で、花、野菜、温室まで作り

成長を楽しみ、赤ちゃんも生まれている。

生と死の対比を、煙、効果音などで表現。

子供に読み聞かせる絵本シーンで映る、モノクロのアニメ?

意味がよくわからなかった。子供たちはどこまで

わかっていたのか・・人の心の奥底が密かに見える。

見ている時より、あとになりシーンが残る映画だった。

〇タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、

ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制

収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、

映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長と

その家族の暮らしを描いていく。


高温が続いた東京

2024-12-07 | 日々の雑感

12月になっても、3~5度高い気温で、らくだった。

今年の秋は、平年より2、3度?

近く高かったという記事があった。

そう感じた。

今日あたりから、やっと下がってきた。

12月、東京では15度もまだあるかも。

昔、15度で陽もあり、暖かいと思った

12月の記憶が残っている。

しっかり太平洋側都市部(大阪は除く)では、

冬でも絶対に暖房が必要ではない。

快晴が続く東京。


ナッシング・マン

2024-12-07 | 本、雑誌

24年刊。新潮文庫。ミステリをと借りた。

82年アイルランド生まれ、キャサリンライアンハワード著。

初めて読む著者。

人物が入り組んでないので、読みやすかった。

5つの事件、最後から約20年経過し~

犯人はすぐにわかる。それを追う女性と交互に書かれている。

フォントが違うのでわかりやすい。

犯人の動機は弱すぎると感じるが。

ミステリ、私は動機が弱いのが多いと思うので、

まあいいか・・

特に動機が弱いのに何人も殺す犯罪は、やや引いてしまう。