銀の人魚の海

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出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 宮崎伸治著

2022-04-04 | 本、雑誌

シリーズ本、ここへ書いている、4、5冊目くらい。

出版社とトラブルで裁判になるページが長く、その部分が長い。

海外文学が好きなので、翻訳家は気になり、読みやすいと上手い翻訳と思う。

これを読み、どれほど大変か。翻訳1つで一生食べていける人はいないと

いってもいいのでは~大学教授、作家などしつつが多い。

21年発刊。宮崎伸治、63年生まれ、大卒後、英国、院で修士号をとり、

翻訳への道へ進みたいと思う。大学職員、塾講師などを経て売り込み翻訳家になる。

初めは夜勤の英語使用の電話番で足りない生活費を補っていた。独身。

かなりの期間していた。

これまで翻訳書は60冊。8年前、翻訳家をやめ現在は警備員をしている。

30代は一番良い時期、1年休みなしで仕事が入り多いと年収1千万。

母と暮らそうと、マンションを買う話も出たが、不定収入でローンが

組めない、トラブルも出たので諦めた。

真面目な性格、期限をしっかり守る。丁寧な仕事。

電話番で暇な時も英原書を読み勉強していた。

幾つかの出版社がアルファベットで登場。わかる社もあった。

3つくらい裁判に、1回は勝訴するが、費用は持ちだし。苦労がつきない。

1年かけ翻訳しても、出版ができない。

本が売れない、不況など、色々理由をつけられ、進まないとお金も入らない。

正式な契約書がない?がほとんど。電話、あってもメール、FAXくらい。

一見よさそうだが、不安定な身分と感じた。

訳して2年経過でやっと出版など普通のよう。

私も前にちょっとした記録、多数の方と一緒、を書き、出版といわれたが

出版は1年以上経過してから。なので翻訳本、出版不況だとあると思う。

シリーズだと、これを出してから、など社で決定されると何も言えない。

裁判の前に調停へ、相手は何回日を指定してもこない。

裁判になった最後の翻訳は収入は入ったが、出版されずにおわった。50歳ころ。

精神的に不安定に、本屋、新聞、出版社恐怖症になりカウンセリングを受けた。

何回も裁判に出て疲れ果てていたと思う。弁護士費用がかかるので

最後の裁判はすべて一人でやっていた。

50くらいから警備の仕事をしている。とても厳しい業界と知った。



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