
「からたちの花」を歌ってみてください。
といわれて・・・
「からたち、からたち、からた~ちぃのは~なぁ~」と、
島倉千代子の声マネをして歌ったら、失笑を買ってしまった。
それもそのはず、北原白秋が小田原に住んでいた時の、
創作をするために歩いたとされる「白秋童謡の散歩道」をたどっているのだから。
ということで、この記事をお読みのみなさん、口ずさんでみてください。
からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ ・・・・歌えたかな?
舗装や照明灯がなかった時代、こんな道をそぞろ歩いていたんでしょうね。
そして、ここが浄土宗樹高山西照院伝肇(でんしょう)寺。
この本堂の隣りにある幼稚園に、白秋は家を建てて住んでいました。
建てた家が、みみづくの顔に似ていたので「みみづくの家」と呼ばれました。
その名にあやかって「みみづく幼稚園」。園歌は「赤い鳥小鳥」だそうです。
境内の大きなカヤの木は、やはり童謡「かやの木山の」モチーフになりました。
さらに坂を下って行くと、箱根登山鉄道が見えてきます。
そして、線路に沿って進むと、東海道(国道一号線)に出ます。
歴史的町名碑には「御組長屋」とあります。
かなり大きな家が並んでいるので、ヤクザの親分のお店でもあったのかな?
解説には「江戸前期に、先手筒(先鋒の鉄砲組)や先手弓(先鋒の弓組)の者が住む
御組長屋(おくみながや)があったところ」とありました。
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