散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「大福水産」チキン南蛮定食

2010年11月09日 | ☆グルめぐる横浜
何が悲しいかといって、活きのいい魚介類が食べられるというキャッチフレーズの店で、お目当ての魚メニューがなくて違うものを注文しなくてはならないときだ。

あの「949(クシキュー)」が店を閉め、「大福水産」という店が新しくオープンしたと、私を含めて誰でもが思ったに違いない。
それも横浜市南部市場の魚市場で鮮魚の卸をしているといううたい文句では、期待も大きい。
看板も変え、店先に発泡スチロールが並んで、活きのよさそうな魚が入っているからにはウソでもなさそうだと信じ込んでしまう。
11月4日にオープンして、8日からはランチ開始。
初日をはずして行ってみると、何かおかしいぞ、という予感がよぎった。
店の前に並んでるサンプルメニューを見る。
器が違うものの、展示の仕方が949のときと同じだ。


ランチメニューは、
本日の日替「魚」定食(今日は、いさきとカキのフライ)700円
本日の日替「肉」定食(今日は、牛スジカレー)700円
「福」まかない丼750円
「福」漁師海鮮丼950円
チキン南蛮定食750円(見出し写真)
牛ハラミ焼定食850円
鮮魚が売りなのに、らしいものは海鮮丼で、まかない丼は、鮮魚に分類するのがむずかしい。まして、ランチ開始2日目で、「魚」の定食がフライとは・・・。

とにかく、店に入る。
すると、どこかで見かけたような人が案内する。
ほかのスタッフもどこかで見かけたような?
店内の机、イス、レイアウトも、まったく変わった様子がなく、服装、ポスターや装飾が魚屋とか海鮮居酒屋を思わせるものになっているぐらい。
イスに座ると「日替魚とまかないは、品切れです」と声をかけられた。
その途端、ハッとした。あっ、みんな949のスタッフだ。
完全居抜き、なのかなと思ったけれど、中へ案内してから売り切れメニューを告げるのも、949伝統の荒技だ。
やむをえず、チキンを頼んだ。
意地でも店の誘導する海鮮丼950円を頼む気がしなかった。
さて、出てきたチキン南蛮とやらは、例の冷凍食品をチンしたヤツだ!
「やられた!」・・・即、949が看板を変えただけだ、と直感した。

949のホームページを確かめると、最新ニュースに「大福水産開店」の案内があった。
ビジネスマンをカモネギと思っている商売がどこまで続くのか見物である。

(店内)


(外観)

goo地図

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