徒然草
2006年12月05日 | 本
最近本屋で目に留まって買った本です。「ヘタな人生論より徒然草」
著者(荻野文子さん)の明快な解説がすばらしく、学生時代古文が大嫌いだった私もスラスラとあっというまに読んでしまいました。
この中で吉田兼好は「嘘」について論じています。“もっともらしく話のところどころをぼんやりさせ、よくは知らないふりをして、それでいて、つじつまを合わせて語る嘘は最も恐ろしいことである”と。そして嘘の多い世の中だから、簡単に信じずによくある話として受け取れば間違いはないと言っています。
最近世間を騒がせている「近未來通信」やその他の詐欺まがいの誘い話も落とし穴を巧妙に隠して儲かるようにつじつまを合わせて語ってくるのでしょう。
676年ほど前の兼行さんの忠告には重みがあります
著者(荻野文子さん)の明快な解説がすばらしく、学生時代古文が大嫌いだった私もスラスラとあっというまに読んでしまいました。
この中で吉田兼好は「嘘」について論じています。“もっともらしく話のところどころをぼんやりさせ、よくは知らないふりをして、それでいて、つじつまを合わせて語る嘘は最も恐ろしいことである”と。そして嘘の多い世の中だから、簡単に信じずによくある話として受け取れば間違いはないと言っています。
最近世間を騒がせている「近未來通信」やその他の詐欺まがいの誘い話も落とし穴を巧妙に隠して儲かるようにつじつまを合わせて語ってくるのでしょう。
676年ほど前の兼行さんの忠告には重みがあります
