勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

厳しい経済。

2013年01月11日 | 時事
ユーロ圏の失業率が大変な事になっている。スペインは既に26%を超えており、25歳未満においては56%超えだ。若者の二人に一人がプー太郎と言う事になる。それに比べれば日本の若者ニートの心配なんて可愛いもんかもしれないね。ポルトガルやイタリアも失業率増加にはホトホト困っていて、海の向こうで「欧州大不況」がジワジワと進行中といったところか・・・

我が日本においても「安倍効果は一時的なもの」と言う声が有るように2%のインフレ目標を掲げていても実態経済ではかなり値上げが進むと思う。円安が内需企業の利益をむしばむのは必定で、私の周りの輸入販売業者も次回入荷分は原価ベースで既に10%程の損(為替差損)が出そうだといっている。
そもそも、我が日本は輸出で食っている企業は全体の15%ほどしかなく、製造業においても20%を切っている。簡単な話、ほとんどが内需関連企業とだと言う事なので輸入品が(円安の為に)安く仕入れれないと値上げせざるを得ない。石油も高く輸入せざるを得なくなるので、ありとあらゆる商品が値上がりとなるだろう。商品の値上げは売上の低下に繋がるので、実際には大きさを少し小さくしたり容量を少し減らしたりして対応するのだが

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