この『モータル・エンジン』を観てみて、映画って難しいなと感じました。これだけお金をかけて作ったのにヒットしない。キャスティングとプロモーション次第で埋もれてしまういい例ではないでしょうか・・・
あらすじ:
フィリップ・リーヴの小説「移動都市」が原作になっていますが、この世界感を実写にする難しさを見事に表現していたと思います。ジブリの『ハウルの動く城』をリスペクトした感もしますが巨大都市ロンドンを移動都市として表現してしまう様は圧巻です
SF好きにはたまらない壮大な未来世界の表現も上手いし、物語自体も悪くない。でも何かが足りない・・・そう、キャスティングなんでしょうね~。主人公の少女に有名女優を抜擢していればどうなっていたか。。。
とは言え、迫力は秀逸!スピード感もあるしドキハラ感も中々のもの。充分楽しめる作品になっていると思います。劇場の大スクリーンで観ればよかったと少し後悔かな。。。