勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

受けた恩義がある。

2015年04月15日 | Weblog
あの人には本当にお世話になった。

あの人は、困った時に助けてくれた。

こう言った恩義を感じるのはコンピューターには出来ない(わからない)人間の良いところの一つです。「あの人がいなかったら、今ここに私はいない」と生死に関わる事象は極端にしても人から恩を受けた事は少なからず誰もがあるのではないでしょうか。相手はさほど気に留めていなくとも、自分は強く思っている場合もけっこうあります。
コンピューターには絶対に理解が及ばない「恩を返す」という行為は人間にしか出来ないことです。どれだけコンピューターが発達してもこの感情を埋め込むのはまず無理だと思います。他人に親切にする事は間違いなく他人に親切にされるのですが、そこには決して打算があってはなりません。ある意味奉仕の心なのです。
これはビジネスでも日本なら通用します。私自身、仕事の上で恩を返された事が有ります。今から6~7年ほど前になりますでしょうか・・・それまで困った時でも出来るだけ解決してあげた得意先の営業マンがいました。その営業マンが会社を辞める事になり「今までありがとうございました。わずかな恩返しに置き土産で注文します。言い値で発注しますので見積もりを下さい」と言われて見積書を送ると、こっちが感謝したくなるくらいの大口の注文をくれました。その時、胸が熱くなった事を覚えています。やはり、こういった感情は永遠にコンピューター(AI)には理解できないでしょうね。

4月も後半に入り全国のフレッシュマンも必死で勉強しているかと思います。こういう思いを心に秘めてこれからビジネスに励んでもらいたいと思うのです・・・

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