勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

『三手一組』

2015年02月06日 | 格言
この「三手一組(さんてひとくみ)」と言う言葉を聞いたことが有る方は、将棋や囲碁の経験者だと思います。ご存じでは無い方には「なんじゃこの言葉は~」と言いたくなるでしょう。しかし、この言葉はいろんなものに応用できると思います。
意味はと言うと、放った一手が素晴らしい一手だとしても三手目が悪ければ意味がない。すなわち、こちらが一手目を放ち相手が対応する。そして、当然相手の手を想定済みとして三手目に放った手が予想だにしない絶好の一手!それぞ『三手一組』なのです。

これは例えばボクシングでも「ジャブ~相手がかわして~ストレートを放つ」といった具合に広い範囲のスポーツでも言える事だし仕事でも、はたまた人生でも言える事ですね。三手先を読む癖を身に付ければ結構いい戦いが出来ますよ
しかし、この三手一組の中で一番難しい事がは二手目です。これが難しい・・・。とにかく自分ではなく相手が決める事ですから。ゆえに二手目は色んな選択肢を導き出すことになるので最後の三手目を入れると幾通りもの組み合わせとなり、全てを準備するのは結構大変だ!ということになりますね

では、この『三手一組』を考えないで行動するとどうなるのでしょうか。将棋の世界では即負けです また、私たちの生活ではどうでしょう。何も考えないと言う事はいわゆる「出たとこ勝負」ってやつですね。まぁ、これはこれで思いがけない気付きや苦難が有って面白いのかも知れません。ただし、取り返しがつく状況に限りますよね。

「やり直し出来るか出来ないか」が一番重要です。もしやり直し出来ない事なら慎重に読みを入れて行動しましょう!



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