勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

ソフトバンクのしたたかさ。

2016年03月14日 | Weblog
今やグループ売上高8兆円を超える巨大多角企業に成長した「ソフトバンク」
22年前に「日本テレコム」として上場し「Jフォン」・「ボーダフォン」と携帯電話会社を変化させ、2006年(わずか10年前)に英ボーダフォンが日本法人の携帯電話事業を1兆7500億円でソフトバンクに売却。同年「ソフトバンクモバイル」に改名して誕生となりました。その後も買収と新規事業の立ち上げを続け、気づいて見れば22年前1000億足らずだった売上は90倍にもなり成長を続けています。

今年秋に開幕するプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」でソフトバンクはトップパートナーとして同リーグを資金面でサポートしするニュースが出ていました。スマホ向けに全試合をライブ中継し、ソフトバンク携帯の人には月500円で提供!(他キャリアは月3000円)と、なかなかしたたかな戦略でプロ野球のみならずバスケにも進出です。「福岡ソフトバンクホークス」を事業として成功させているのでバスケでもいけると踏んでいるのでしょう。

プロ野球事業においては・・・
赤字球団がひしめく中、「福岡ソフトバンクホークス」は昨年の純利益を27億円も出しています。
しかも球団別年俸総額でも巨人に並んで突出しているにも関わらず。。。

<昨年の球団別年俸総額>
巨人:32億0225万円(▼12%)
ソフトバンク:32億0130万円(△21%)
オリックス:25億3560万円(▼2%)
日本ハム:21億5990万円(△15%)
西武:21億1820万円(△14%)
ヤクルト:20億8990万円(△23%)
阪神:19億7580万円(△6%)
広島:18億8955万円(△19%)
ロッテ:17億4420万円(△8%)
楽天:15億3230万円(▼2%)
中日:15億2621万円(▼9%)
横浜DeNA:13億2010万円(△9%)

これを見ると、12球団のどこに就職(入団)するかで大きく待遇が変わりそうな気がします^^;
話を元に戻してグループ企業としてのソフトバンクは以前にも書きましたが成長するしか生きる道は有りません。その理由は有利子負債(銀行からの借金)がとんでもなく莫大だから・・・。それでもつぶれずに成長し続けているんだから大したものですね~。
しかし、間違ってもここの社債は買う気にはなりませんがね~^^;


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