勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

2位がだめな訳。

2010年10月09日 | 時事
「2位じゃだめなのか」蓮舫氏発言を痛烈批判 ノーベル化学賞の鈴木氏(産経新聞) - goo ニュース

ノーベル化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授は「日本の科学技術力は非常にレベルが高く、今後も維持していかねばならない」と強調。昨年11月に政府の事業仕分けで注目された蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃだめなんでしょうか」との発言については、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」とばっさり切り捨てました。
受賞理由となった「パラジウム触媒でのクロスカップリング技術」は医薬や液晶など幅広い分野で実用化されているそうです。鈴木さんは「日本が生き残るためには付加価値の高いものを作り、世界に使ってもらうしかない」と、科学技術の重要性を指摘されました。
また、「研究は1番でないといけない。“2位ではどうか”などというのは愚問。このようなことを言う人は科学や技術を全く知らない人だ」と厳しく批判。「科学や技術を阻害するような要因を政治家が作るのは絶対にだめで、日本の首を絞めることになる。1番になろうとしてもなかなかなれないということを、政治家の人たちも理解してほしい」とも述べられました。

国土は狭い、資源も少ない。こんな日本が世界をリードしていくにはこういった科学技術のレベルを高めるしか方法はないのです。トヨタにしてもソニーにしても世界をリードしていけるのは我々日本人の誇りです。(今やソニーは日本のソニーと言えるかは微妙ですが
どの国にも負けない技術力は大きな付加価値となり、その技術力を買おうと世界から人もお金も集まるのです。この鈴木教授のお話を聞いただけでも“これからの日本の目指すところ”が見えるのではないでしょうか。国ぐるみでそこを目指せばおのずと国民は納得してついて行くと思うけどね…。
だって、そこには夢があるもの。
国も企業も同じです。夢がなければいけません。
夢を実現することがモチベーションになり、国民(会社なら従業員)はがんばれるのです。

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