現在、パリにて第17回KINOTAYO現代日本映画祭が開催されています。
昨夜、パリ日本文化会館にて松本優作監督の『Winny』が上映されました。
以前から観たかった作品だったので、とても嬉しかったです。こんなに素晴らしい映画を観たのは久しぶりです!
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日本では2023年3月に公開されているので、ご覧になった方も多いと思いますが、この映画は実際にあったWinny 事件が題材になっています。この重いテーマを、問題提起しつつもエンターテイメントとして成立させてしまう手腕に脱帽です。
脚本も映像も、俳優さんたちの演技も素晴らしすぎて、映画とは思えないほど感情移入してしまいました。
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会場にいたのはほとんどがフランスの方でしたが、上映後に松本監督が挨拶され、質疑応答が始まると、たくさんの人が挙手をされ時間内に終わらないほどでした。
帰り際、松本監督が来場者の方々と個々にお話しされていて、ずうずうしくも、わたしとフランス人の友人も監督に質問させて頂きました。
優しく丁寧に答えてくださって、しかもお話の仕方が、明確でわかりやすく順序立てられていて、感動しました。
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映画を観て、才能ある技術者になんてことを、、、と憤りを覚えましたが、金子さんご本人が会見で「間違いを誰かのせいにしてもしょうがない、それよりもっと、他にできることを前向きに考えた方が良いと思う」とおっしゃったのを聞いて、本当に取り返しのつかないことをしてしまったのだな、と思いました。
こんな素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。
映画祭はまだ続きますので、来週もたのしみです!