おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

課外授業つづき

2020-06-30 21:41:00 | 日記
今日は曇りでしたが、たまに吹く風が冷たい以外は過ごしやすい天気でした。
昨日載せきれなかった写真を今日も続けたいと思います。




昨日訪れたVillaines-les-Rochers の市役所です。朝通勤してきた職員さんが、何してるのー?と明るく声をかけてきてくれました。フルーリストの課外授業です、と答えると、簡単に街の説明をして、楽しんでいってねーと市役所に入って行きました。




のどかな田舎の町で、住民は少ないのかなと思いましたが、いまは田舎に住んでそこから大きな街に仕事に行くライフスタイルが流行っているそうで、住民は増加傾向とのこと。





昨日課外授業で歩き回り、今日は午前中野原に出かけ木や草花を収集する授業があり、みんな疲れていたので、友達がどうしても食べたい!とブーランジェリーでtarte citron を2人でホール買いしてしまいました。
フワフワメレンゲと絶妙な甘酸っぱさで美味しかったです!
ちなみに友達は4分の1食べました笑




さて、フランスでは、日本人は特に実年齢より若く見られます。
でも、実年齢より若く見えるというのは、中身が実年齢に伴っていないと言われているようで、複雑です。
そして日本人ぽくないねと言われると、心配りが上手だとか静かで落ちついているとか、日本人の良い面を持ち合わせていない、と言われてる気がしてしまうという、、、マイナス思考全開です笑。

日本の文化とフランスの文化をバランス良く取り入れる生き方、いつか見つけられるでしょうか。








課外授業!フランスの籠細工とあじさい

2020-06-29 21:35:00 | 日記
今日はフルーリストの学校の課外授業でした。籠細工で有名なVillaines-les-Rochers へ行ってきました。トゥール中心部から車で30分ほど。

待ち合わせの教会前の木が綺麗だなあと思っていたら、大好きな花屋の店長さんに偶然出会い、朝からご機嫌でした笑。




学校の友人の車に乗せてもらい、田舎道を進んでいくと、工事中の道にコーンがいくつか立っていたのですが、どこを通れば良いのか表示がなかったので、友人はまるでテスト走行のようにコーンごとに華麗なターンで車線変更。すると、後続車もそれにならい、揃って華麗なターンを笑。バックミラーでそれを見たわたしたちは大爆笑です。




いくつかアトリエを見学し、話を聞いたり実際に作っているところを見せていただきました。職人技が見事でした。籠細工、バックだけでなく椅子や揺りかご、帽子など商品は多岐に渡ります。職人さんの手作りで、その代わり値は張りますが、大量生産国の安い品物に負けないで欲しいなと思いました。




その後はひまわり畑を抜けて、フランスの美しい村のひとつと言われているCrissay -sur-Manseの公園でピクニックランチと散策をしました。





小さいけれど、古い街並みとそれを彩る花々が美しい街でした:)
午後はあじさいを栽培している農家さんへ。先生が場所を伝え間違えて迷子に笑。




後半は疲れてまったく説明があたまに入ってきませんでしたが、、、笑。
本当にたくさんの種類の紫陽花が育てられていて、ビニールハウスの隣のお庭もかわいらしかったです:)
今回は先生が事前に連絡を入れていましたが、個人での訪問も可能なようです。




フランスの田舎の夏休み気分を満喫しました!帰り道、友人が一言、、、実は、車で遠出したの今日がはじめてだったの。と笑。
アラフォー女子2人の珍道中、たのしかったです!
Merci ma belle:)








Une belle soirée

2020-06-28 02:11:00 | 日記
今日は暑すぎず、時折シャワーのような雨が降り、でも青空がのぞくなど比較的過ごしやすい気候でした。





今夜は外出禁止以降、久しぶりに再会した友人と夜ご飯へ行ってきました。いつも明るく笑い、そして知的な尊敬する友人です。





前回はフランス料理だったので、今日はタイ料理レストランに:)
おいしかったです!

お互いの近況報告にはじまり、今回のパンデミック、お互いの母国の問題など、話は尽きませんでした笑
たまに熱が入ると早口の英語が飛び出すのですが、わたしは彼女の流暢な英語を聞くのが好きです。





お互いフランス語を学ぶ者同士、練習と情報交換も兼ねています。英単語をフランス風アクセントで話せば9割は通じる、と彼女は笑っていました。





外国の人々と話していると、自分の情報や知識の少なさに気がつきます。でも今は、日本語だけでなく、フランス語や英語の媒体からもある程度情報収集ができるようになったので、今までよりも多角的に物事が見れるようになることを自分に期待しています:)



Dumas

2020-06-26 21:15:00 | 日記
今日は気温28度の割に34度もあった昨日と変わらず暑かったです。
夕方、さーっとシャワーのような雨が通り過ぎた後は気温が下がり、過ごしやすくなりました。





今日は本屋を回り、ずっと欲しかったAlexandre DumasのLe Comte de Monte-Cristoをやっと手に入れました。元々本を読むのは好きですが、フランス語オリジナルは読んだことがありません。いつも外国人向けに編集されたものを読んでいたのです。
しかし遂にsuper profから、もうオリジナル読みなよ、と!
日本もそうですが、19世紀頃のフランス文学には好きな作品が多いので、もしオリジナルで読めるとしたら、、、しあわせです!!





教会前にメリーゴーランドも出現しました。ちらほらと、楽器を持った複数人のグループが路上演奏する様子も見られるようになりました。街には活気が戻って来ています。





さて、今日のフルーリストの学校はこの黒く丸い物体が教室中に浮いていて、訪れる人を驚かせていました。
なんだと思いますか??
鉄アレイではありません笑。

長方形のオアシスを削って、まあるいオアシスを作りました。そこにリボンを通して、吊るしています。




まあるいブーケになりました:)
わたしには杉玉にしか見えないです笑
でも、杉玉の方がシンプルで美しいと思います。

感染予防の観点から、学校でも研修先でも消毒ばかりしています。噴射式の容器のことを(中身が何であろうが)、フランス人は一様に”ピシッピシッ”と呼びます。擬音語では、、、?と思っていましたが、どうやら名詞として使われているようです笑。


今日も暑かったです!

2020-06-25 22:23:00 | 日記
フランス、トゥールは日中34度まで上がり、日の当たる部屋は暑すぎで滞在不可能でした笑。しかし、日陰には少し涼やかな風がふきます。感染予防のため、フルーリストの学校では室内の食事スペースが使えません。お昼は外でピクニックです。





フランスの人々は適応力が高いと思います。ピクニックランチ初日には芝生に敷くシート、2日目には魔法瓶にコーヒー、4日目の今日には屋外用テーブル、椅子セットを持ち込み優雅なテラスランチになっていました笑。
人生の楽しみ方がおしゃれです。






夏に向けて、街中の広場に観覧車やメリーゴーランドが出現しました。暑いからか乗っている人はいませんでした笑





トゥールの街中は景観保護の観点から、室外機などが設置しにくく、エアコンがある家は少ないとのこと。ちなみに暖房はあります。お湯循環式です。

夏は、夜に窓を開けて冷気を入れ、日中は”volet”と言われる雨戸のような扉を閉めて日光を避け、室内の冷気を保つことで暑さをしのぎます。慣れると意外と快適です。





先日、日本の友人に表情が穏やかになったと言われました笑。
それもそのはず。日本で働いている時はパワハラにあっていたので、それに比べたら今はしあわせ以外の何者でもないのです!
それでもその頃培われてしまった自尊心の低さは健在なので、良いところは口に出して褒めてくれる(ちょっと恥ずかしいくらい笑)フランスの文化に助けられながら少しずつ克服しています:)