おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

パリ秋晴れ

2021-11-30 17:49:00 | 日記
パリは雨の多い季節に入り、吐く息もすっかり白くなりました。
昨日朝起きると、窓からよく晴れた空が久しぶりに見えたので、急いで散歩へ!



コートのポケットに入れないと手がかじかむほど冷たい空気でしたが、空は雲ひとつない晴天でした♪



パリに来るまではあまり美しいと思わなかったエッフェル塔ですが、大体パリのどこからでも見えるので、今はエッフェル塔を見ると安心感があります笑




パリの街並みはいつ見ても、何度見ても美しくて、歩いているだけで幸せな気分になります!




最近は自分の試験勉強はもちろん、わたしのフランス語レッスンを受けてくれる方も少しずつ増えてきました。逆に、時々フランス人への日本語レッスンをしたりしています。
言葉は文化と密接に結びついていて、学ぶほど難しさも楽しさも増していきます。
もし、フランス語にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ:)





Paris insolite

2021-11-26 22:50:00 | 日記
パリはすっかり寒くなり、インナーダウンにコートを重ね着しても外出すると、寒くて仕方がありません。


今日は、寒さに耐え、Petit Palais へ足を運んでみました!
ご存知の通りパリにはたくさんの美術館がありますが、無料で入場できる所も少なくありません。
このPetit Palais も、常設展は無料です。ワクチンパスポートは必要ですが、事前予約なしでそのまま入ることができます。




パリの有名観光スポットに疎いわたしですが、最近フランス人の友人から、”Paris insolite”なるものを教えてもらいました。検索すると、パリの隠れスポットが出てきます。



そのうちの一つ、エッフェル塔近くにある、le mur végétal にも行ってきました。
寒いですが、パリの秋の夕暮れはとても綺麗です。




最近はDALFの準備に力を入れていますが、やはり文章を書くということは、わたしにとっては日本語でもフランス語でも、すごく難しいです。
文法的にも語彙的にも間違っていないのに、外国人が書いた文章然としている。フランス人はこんな言い回しをしないから。
難しいことはわかっていますが、なんとかこの壁を乗り越えたいです。





action contre la faim

2021-11-22 13:59:00 | 日記
ご無沙汰しております。パリはすっかり寒くなり、嘘か本当か今週末は雪の予報まで出ています。




先日ブログにも書いた、人気ストリーマーによる”Z Event”は1000万€以上の寄付を集め、大成功に終わりました。今回集まったお金は全て、Action contre la faim に寄付されます。



フランスでは、マクロン大統領も子供たちが平等に安心して食事ができるようにと政策を進めています。たとえば、学校で朝ごはんを無料で配布したり、学食で昼食が1€であったり、など。




日本にも、こども食堂という活動が以前からありますが、これはお子さんたちに無料または安い値段でおいしい食事を食べてもらえるような取り組みです。食事だけでなく、みんなで勉強したり遊んだりすることもあります。



わたしは子どもの頃、家庭の事情から、食べるのに苦労した経験があります。そんなこともあり、子どもたちに、おいしいご飯をたっぷり食べて、好きなように学べる環境が平等にあれば良いのに、とずっと思っていました。
そして、日本を出発する際に、帰国したらそういう活動がしたい、と家族に話していました。



なんと、日本の家族はわたしを待たずして、その活動をはじめてくれていました。

月に2回、協力してくださる素敵なカフェの店長さんのおいしいご飯を、ご近所のお子さんたちと食べて遊んで、地域の交流の場になっているようです。
来月の予約はすでに満席とのこと。
とても嬉しいです!
協力してくださるカフェの店長さん、ボランティアのみなさん、ご近所のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
Et surtout, je suis fière de ma famille.





まだまだフランス語の道は長そうです!

2021-11-01 21:55:00 | 日記
11月1日は、フランスは祝日でした。本来なら、ほとんどのお店が休みになるそうですが、パリはあまり関係ないようでした。



写真はナポレオンの眠る、夜のinvalide とエッフェル塔です。
そして、invalide から広場を見ると、下の写真のようになります。
わたしは、夜も昼も、晴れても雨でも、いつでも美しいパリの空の色がとても好きです。




フランス語で、~がある、は”Il y a ~”と言いますが、同じような意味で、”avoir “を使うことがあります。
例えば、
”J’ai une amie.“
は、直訳は、わたしは友達を1人持っている、ですが、実際は、わたしには友達が1人いる、という意味になります。

先日、友人が風邪をひいたので薬を買いに薬局へ行った際、薬剤師さんに、あなた用ですか?と聞かれたので、同じ要領で、”J’ai un garçon qui est malade chez moi “ と答えました。薬剤師さんは、何歳かと聞いてきます。成人です、と答えても、本当に?と何度も確認してきます。何度も成人です、と答えると、じゃあ、すごい痩せてませんか?と聞いてきます。まあ、痩せてますけど、、、と答えると、薬剤師さんはわたしに鎮痛剤を渡しながら、普通大人は一回二錠ですが、一錠にしてください、と説明しました。



後日、同居人に、こんなことがあったんだよーと話すと、”j’ai un garçon “て、息子がいるって意味だよ!と言われました笑。
だから、あんなに成人してるって言っても信じてもらえなかったのか!しかも、百歩譲って大人だったとして、わたしの息子なら子供のように小さいに違いないと思ったのか!
と、納得しました笑。
年齢的には成人した息子がいてもおかしくないんだけどね、とそっちはちょっと納得がいきませんが。

ちなみに、女の子も娘もfille と言いますが、男の子はgarçon、息子はfils という別の単語があります!わたしはj’ai mon fils とは言ってません:(

とはいえ、まだまだ勉強不足は否めないと実感しました笑