イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

悲しい出来事・・・

2008-05-01 05:18:21 | できごと
ピエトロが亡くなった。
先日、彼の頼みで日本語の家庭教師を引き受けた大学生の生徒がピエトロの容態が悪くなった、、、来週にでも会いに行こうかと思ってる、、、って言うんで、是非一緒に行こう。。。と話してた矢先で彼は何をそんなに急ぐ必要があったのか・・・?待っててくれなかった。
ピエトロは、イタリアツアーでの随分年上の同僚だって、ランチ友達でもあったし、困ったことがあったら彼に相談すればほとんどのことは解決してくれた。
会社が危なくなった時、“ワシは、もう定年間近だから再就職するにも難しすぎることだし、成り行きに任せるしかないけど、あんたはまだ若いし、幸いイタリアツアー暦も短いから損害も少ないので早いとこどっか探しなさい”。。。と忠告してくれた人だった。
しばらく忙しさにかまけてご無沙汰した後、結婚のお知らせをしに久しぶりに連絡を取った時、病に冒されていることを教えられてびっくりした。
でも、本人があまりにもアッケラカンと語るので『絶対良くなるもんだ』と信じてた。
結婚式にも来てくれたし、翌日のパーティーにも来てくれたし、私が事故に逢った時病院にお見舞いにも来てくれたし、退院した時には即行で家にも会いに来てくれた。“今日は奥さんは一緒に来れなかったから、次回は必ず連れて来る”と言って。そしてそれが最後にピエトロと会った日となってしまった。
私は確かに事故に逢って大怪我を負って、長いこと入院生活も送ったけど、治った。ピエトロは快方に向かうばかりの私をいつも気にしてくれ、自分の方がずっと病気のくせに最後まで『見舞う』側だった。

イタリア行きたいけど透析が・・・

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