イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

遺産相続問題

2008-11-13 18:37:06 | 思ったこと
がここでも起きてる
家庭内の恥を晒すようだが、
ノンナが亡くなってわずか数日後、義姉からオットへの電話で(勿論他の話のついでだろうとは思うけど)“母さんが残した現金の整理しなくっちゃね”・・・との発言があった
『私の分け前分を早く頂戴!』ということだ
国民年金や戦争被災者年金がまだ処理できてないから・・・と伸ばし伸ばししている内、催促が少なくとも3回はあったらしい
※注.ノンナは、生後8ヶ月で父親が戦争に駆り出されてから8才になるまで母子家庭で貧しい最中、身を削って一人で育てた娘、チューニジアから引き揚げてきて行き場のなかったのに、色々手段を尽くして棲家を確保してやった娘、結婚して子供ができ家計を助けるのに仕事を続ける為、親代わりのような子守を5年間かってでてやった娘、そしてそのお蔭で寝室が5部屋バストイレが4つもある3階建ての大邸宅に今では子供2人も独立して出て行ったので夫と2人暮らししているその娘がいずれは引き取ってくれるもの、、、と信じて疑わなかった
ところが、病状が段々悪化して、一人暮らしはもう無理だ、と、明らかになった頃、その娘から“我が家には遊びに泊まりに何週間でも来ていいけど、永久に棲みに来てもらうつもりはない”と言われそれから、いうまでもなく、病状は更に悪化した
毎日、泣いて暮らし、会うと怨み辛みばっかりを発散してた
見るに見かねたオットとイタリアのおばちゃんは、ノンナを引き取れる様、この家を探し、イタリアのおばちゃんの家とノンナの家を売り払い、それでも資金が足りないからローンを組み、工事をして、引っ越しをして、ノンナを受け入れた
だからノンナは、家を売ったお金を、その昔家を購入する際娘婿が貸してくれた分として半分を返却し、法律で定められたとおり6分の一ずつを各子供に分け与え、残りの3分の二のノンナの取り分はすべてローン返済に使うようにと息子に譲った
ノンナは、生前にそれを娘にも伝えておくべきだった・・・とは思うが、彼女の性格で伝えずじまいで逝ってしまった
よって、預金通帳に残った現金はたかだかしれていた
ただ、その事情を知らない義姉は、ノンナの家を売った時の取り分の更に半分がもらえるものと信じていたらしい。。。
こないだの土曜日、Nicolasの洗礼があった日、ついでにたかがしれていたけど厳密に平等に半分に割った金額の小切手を渡したら、週が明けた月曜日、早速オットの携帯に抗議の電話をして来て、ノンナがくれた・・・と説明しても、“書面か何か残したか?”と詰め寄り、挙句の果ては“もう2度と口きかない”と『絶交』された
ついでに、“すべてのこの戦略は嫁であるイタリアのおばちゃんの仕業だろう”・・・とも

イタリア行きたいけど透析が・・・

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