ミシュランさんよ、10周しか持たないタイヤをレースに持ち込んでおいて、「FIAが悪い」って言い草はないだろ。
# 数の理論で予選専用タイヤを持ち込んだあんたが悪いって
確かに今シーズンのタイヤに関するレギュレーションは変だよ。レース中のタイヤ交換も「他の作業を一切してはならない」くらいの条件で、「原則禁止」から「原則制限付き」にするべきだとは思う。
# ペナルティを「次周と次々周の合計2回必ずドライブルースする」いくらいにすれば、クラッシュしてタイヤ交換だけで走れないようなケースはペナルティ覚悟で直すだろうが、給油とタイヤ交換を同時にするようなチームは出てこないよ。
それでもやっぱり「レギュレーションの中で安全で速いタイヤ」をつくるのが、あんたたちの仕事でしょうが…。
# レギュレーション変更の提案は、レースと並行して行えば済むことだ
同じ合衆国内でExplorer+Firestoneのパッケージでタイヤが外れて大問題になってから、安全性を大事にしている石橋さんを少しは見習いなさい。
● ミシュランからの合同声明 - Nifty F1 2005年06月20日
# 数の理論で予選専用タイヤを持ち込んだあんたが悪いって
確かに今シーズンのタイヤに関するレギュレーションは変だよ。レース中のタイヤ交換も「他の作業を一切してはならない」くらいの条件で、「原則禁止」から「原則制限付き」にするべきだとは思う。
# ペナルティを「次周と次々周の合計2回必ずドライブルースする」いくらいにすれば、クラッシュしてタイヤ交換だけで走れないようなケースはペナルティ覚悟で直すだろうが、給油とタイヤ交換を同時にするようなチームは出てこないよ。
それでもやっぱり「レギュレーションの中で安全で速いタイヤ」をつくるのが、あんたたちの仕事でしょうが…。
# レギュレーション変更の提案は、レースと並行して行えば済むことだ
その通りだ。今後は一発のタイムを出す目的で10周しか持たないような危険でレギュレーション違反の予選専用タイヤを持ち込まないように!>ミシュラン
安全性の問題は、FIA はもとよりどのチームにとっても何よりも優先される第一重要事項です。
同じ合衆国内でExplorer+Firestoneのパッケージでタイヤが外れて大問題になってから、安全性を大事にしている石橋さんを少しは見習いなさい。
● ミシュランからの合同声明 - Nifty F1 2005年06月20日
まずは、
http://blog.goo.ne.jp/syaberuzou/e/243314f838c24c7f0015972d3487e24f
次に、
http://f1.racing-live.com/
ここでミナルディのコメントを読んで下さい。
まず、なんでミシュランの方がユーザが多いのか不思議に思ったことは無いのでしょうか?なんで、BARやザウバーは石橋からビバンダムに転んだのでしょうか?
答えは簡単、石橋を使い続ける限り、さらに上位は見込めないからです。ここ2~3年フェラーリ以外の石橋が表彰台に何回乗ったでしょう? ミシュランが参入してから、石橋は「勝てる」フェラーリへ傾倒し、去年からは完璧に専用タイヤを作っているように見えます。去年の開幕戦で「とうとうやったな」と思ったのをはっきり覚えています。2003年の結果がそうさせたんでしょう。
対するビバンダム君は、「耐久性を削って」石橋に対抗できる「汎用」タイヤを作っているのだと考えています。参入直後はいいとこ見せたかったのだと思いますが、今年のと同じ様な性質のタイヤだったような気がします。
まず、これが政治的な側面。相手に対抗するために、「政治的」にトレードオフした結果でしょう。
次にとっても小さな技術的側面。
今年は路面が再舗装されています。石橋は米子会社がインディやってるんでデータに余念がありませんが、ビバンダムは金曜日のフリー走行が初です。
小さいけれど何か大きな差が再舗装路面にはあったのでしょう。去年、タイヤ交換ありで走れたのに、交換無しを前提で作った今年のタイヤが、去年のより耐久性が悪いわけがありません。
ミシュランとそのユーザは、最後まで「全員同じ条件」で走ることに固執したようです。最後の最後は、「ノーポイント」でも良いという条件までつけて。(同じ条件で「おれが一番速い」をアピールしたかったのでしょう)
レギュレーションはFIAが握っています。現に今年の開幕戦では、タイヤ交換のペナルティが特例として取り払われました。コース改修(シケイン設置)をするのはレギュレーション違反で、チャンピオンシップレースではなくなるそうです。
が、FIA次第なのではないでしょうか?
また、フェラーリさえ同意すれば、FIAも同意したんではないでしょうか?
フェラーリが安全確実に18点を取るために、6台のレースになってしまったようにしか思えません。
ジョーダンが裏切らなければ2台だったはずで、その方が問題の本質が見えてよかったのに残念です。
私の結論
問題を起こしたのはまぎれもなくミシュラン。
ただし、茶番にしたのはFIAとフェラーリ。
最後に、FIAが提案したとされる「ミシュランユーザだけ」「スローダウン」または「ピットレーン通過」は、「事故を起こせ」と言ってるようなもんです。却下されるのがわかってて提案したんでしょう。それをして「提案したのに蹴った」なんてプレスリリース出すんだから、まぁ腐ってますな。
ミシュランユーザが多いのは、石橋がフェラーリ専用タイヤだからというのも当然。俺がチームオーナでも現在の石橋を使いたいとは思わないけど、それが走りきれないタイヤを作る理由にはならない。
今回は偶々石橋の方がサーキットのデータを持っていただけで、逆のサーキットだってある筈(というかミシュランの方が全体のデータは多いのでは?)。データがなかったというのも、走れないタイヤを作る理由にはならない。
どちらにしろ数の「論理」でごり押ししちゃ駄目です。
# なんか記事のほうは誤字があるが、まぁいいや
何はともあれ、コースディスタンスの105%程度は走れるタイヤを作ってくださいよ、レギュレーションが変わるまでは。
最初からミシュランが10周しか持たないとわかっているタイヤを持ち込んだような言い方だが?
ちなみにBARはノートラブル(クラックも無し)。逆にトヨタは何をやってもだめ(タイヤの内圧を上げるとか)だったそうで、チームによって状況がぜんぜん違う。その辺が私が半ば不可抗力だったのだろうと考える元になっているのだ。
いやしかし、全然状況を追っかけずに、結果だけでものを申しているというのはよくわかった。
ミシュランは金曜日終了の時点でペナルティ覚悟で仏からタイヤを空輸しようとしてたとか、フェラーリだけは会合に「チーム代表ではなくドライバー」をよこして、はなから打ち合わせする気も無かったとか・・・・。
来年からのFIA会長候補で有力なのがジャン・トッドらしいので・・・・・どうなると思う?レギュレーションとか。
# Qタイヤってのはちと言い過ぎかも知れんけど、10周しか持たなかったら昔懐かしいQタイヤと大差ないって(わは)
まぁ、途中で分かったのであろうとなかろうと「うちのタイヤじゃ走りきれないから、コース変更を含む色々な提案をした」ってのが受け入れられなくっても、他の車もあるんだから「FIAが悪い」ならんでしょ…。
提案するのは自由だし、もっと良い解決策はあったかも知れないけど、原因は原因だよ。
兎に角「ごり押し」が気に入らんよ。
しかし、BARが本当にノートラブルだったんなら、ミシュランがBARに「リタイヤしてくれ」なんて示唆(それとも強制?)するのは納得できないけどなぁ。逆にBARに頑張ってもらって石橋の表彰台独占を阻止すべきじゃないのか?
でもって、ジャン・トッドがFIA会長になっちまったら、終わりだな…。
そそ、書くの忘れてた>かっぱ いらっしゃい
レギュレーションの提案には耳を貸さず、困ったときには鞭を打つ・・・・
大金が動いてなければ、逃げたいと思っているチームもあるんだと思う。
ところで気づいてました?今のフェラーリの赤は「イタリアンレッド」ではなく、「マルボロレッド」だってこと。フェラーリのエゴが最強になったのは、社長が変わってからというのも。
ちなみにBARも1セットのタイヤではせいぜい20数周しかしていません。60周は・・・まぁ無理なんでしょう。
というところで、FIAがチーム代表(ミシュランではなく^^;)を呼んで何を言うかですね。
いや、チーム代表を一緒に呼ぶのは「リタイヤした張本人」の代表なんだから当然かもしれないけど、ミシュラン呼ばないでどうするんだろうか。
あぁ、BARも20周くらいしかもたんのか…。ってことはペナルティ覚悟で走っても、ミナルディにさえ勝てないから、リタイヤしたのかね。
まぁタイヤメーカらか「このタイヤじゃ走りきれないよ」っていわれたら、それだけでも出したくはないけど。もっとも「示唆」じゃなくて「強制」に匹敵する「圧力」を感じちゃうけどね。
20周しかもたなかったんじゃなくて、20周して問題が無かった。けど、フリーの時間が終わるのでそれ以上は走ってない。
という意味です。
どっちにしても、豊田織機のタイヤをみたら、出る気はなくなると思う。