【気温情報】週末は西日本から関東で20℃前後の暖かさ
西日本や東海、関東は16日(土)頃まで晴天が続く所が多くなります。段々と暖かな空気が流れ込みやすくなって週末は20℃前後の暖かさとなる見込みです。 ▼No.1お天気アプリ「ウェザーニュース」 https://weathernews.jp/s/download/wea... 世界最大級の気象専門会社が運営するお天気アプリ「ウェザーニュース」 AI技術や日本最大の観測ネットワーク、全国のユーザーからの天気報告を活用し、予報精度No.1を獲得しました。 ▼番組表 最新気象情報・地震情報 24時間生放送中 https://weathernews.jp/wnl/timetable....
能登の活断層、なぜ政府地図に表示されず? 「想定できた」の指摘も [能登半島地震]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
道路は土砂 港には瓦礫等…地震で『陸の孤島』となった能登の被災地 国土の1割占める“半島”の共通課題 (2024年3月12日)
北陸中日新聞奧田記者の解説です。 奧田記者: 能登半島地震では発生当時、多くの人が倒壊した家屋の下敷きになり、救助を待ちました。しかし消防隊はさまざまな壁にぶつかり、苦戦しました。あの時何が起きていたのか。珠洲市を舞台に検証しました。 稲垣アナ: 確かに119番がつながらないとか、救助要請をしてもなかなか来てもらえなかったという声を多く聞きましたね。 奧田記者: 1つのケースをお見せします。珠洲消防署で当直をしていた中野透さんは、宝立町(ほうりゅうまち)春日野(かすがの)地区から救助要請を受け出動しました。珠洲道路を慎重に進んだものの、土砂崩れで行く手を阻まれました。迂回した先の海沿いの道も通れないことが分かり、諦めるしかありませんでした。通常なら7分以内に到着できるはずの現場。すでに30分がたっていたそうです。 稲垣アナ: 道路状況に加え津波もありましたしね。 奧田記者: そうですね。奥能登4市町の消防によりますと、普段は1日20件程度の119番通報が、元日の通報は400件ほどに達しました。さらに震度4以上で集まるはずの非番の消防署員もなかなか集まれない。たどり着けた現場も救助が難航しました。倒壊家屋には数人しか入れず、余震の危険もありましたし、チェーンソーや油圧ジャッキを積んだ工作車は珠洲消防署に1台しかありませんでした。 稲垣アナ: 元日の地震というのもあり、今回は悪い条件が全て重なりました。 奧田記者: 中部、近畿、関東各地の消防隊員が救助現場を目指しましたが、道路損壊や土砂崩れではばまれました。東日本大震災以来、装備を強化するため消防車両は大型化していると言われます。しかし今回、重量が重く、低床の消防車両は進めませんでした。陸路が難しいということで、海や空からも現場を目指しましたね。海上自衛隊の護衛艦「あさぎり」で消防隊を輸送することにしましたが珠洲市の飯田港には、津波で流された船やがれきが漂っていて着岸できませんでした。そのため沖に停泊して、ヘリコプターで消防隊員を運ぶことになりました。静岡市消防局によりますと、持ち込めたのはのこぎりやなた、バールなど数十キロだけでした。2日は2人、3日は4人を救出したものの生存者の救出には至りませんでした。稲生貴久隊長は「悔しさはすごくある。もっと資機材を持って行けていれば」と話しています。 消防庁によりますと、石川県には発生当日に11府県の緊急消防援助隊あわせて2千人が出動しました。この内、滋賀県など4府県が珠洲市を目指したが元日は1人も現地入りできず。2日は空路で20人、陸路で10人。応援がそろったのはおよそ48時間が経過した3日の夜でした。珠洲消防署の穴田比呂志署長は言います。「消防力が負けていた」生存率が大幅に下がるとされる発生72時間までに、いかに多くの命を救い出すか。その命題に対し、地形的に交通アクセスが限られ「陸の孤島」になった能登半島地震は厳しい現実を突きつけました。 能登と同じような半島は紀伊半島や伊豆半島など国土の1割を占めます。どのように広域から救助隊を送り込むのか、新たな課題が浮かび上がっています。
能登半島沖 震源域の海底調査 “海底断層”を初撮影(2024年3月12日)
能登半島沖で行われている震源域の海底調査で、今回の地震で動いたとみられる「海底断層」の撮影に初めて成功しました。 深さ75メートルほどの海底に、まるで階段のような角ばった段差が延々と続きます。 11日午後、石川県珠洲市の北、およそ3キロの海中で水中ドローンが捉えた「断層」です。 東京大学や海洋研究開発機構などが能登半島地震の震源域で行っている緊急調査で撮影されました。 東京大学 大気海洋研究所 山口飛鳥准教授 「表面がとても新鮮、フレッシュです。まったく生き物もコケも付いていないし、恐らく、これは今回の地震で動いた断層が海底に露出したものだというふうに考えています」 元日の地震で動いたとみられる断層が撮影されたのは初めてです。 この断層が、能登半島の北部沿岸を襲った津波の一部を発生させた可能性があるということです。 調査の成果は、政府の地震調査委員会の評価にも活用される予定です。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp