見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

恐怖の健康診断

2010年06月04日 | 日々つれづれ
 先日、春の健康診断を実施しました。

 学園では健康診断は年2回実施。春の場合は嘱託医契約をしている病院に
出向いて検診を行います。

 学園からは地下鉄と名鉄に乗り、さらに徒歩15分。全校生徒が受診ので
大移動です。

 移動の電車の中でも「へっ????」と思うことがたくさんありました。

 例えば…
     1、電車の中で新聞を読みたいのだけれど、新聞の広げ方がわからない
     2、ガラ空きの電車にもかかわらず、人が座っている横にど~~んと
       座ってしまい、その人にジロッとみられてしまう   
     3、電車に乗るのがうれしくて?ついつい靴を脱いで座ってしまう
                                 などなど…
 校外にでると何かと勉強になります。


 そうそ、移動中、正確にはこの検診日の2~3日前から生徒たちの話題の中心は

          "採血"

 どうしても苦手らしい
友だち同士で対策を考えたり、同調しあったり…。

 実は採血担当の看護師さんたちも、生徒たちのビビりと同じくらいに
「痛くないように、一回で採血を!」とかなりのプレッシャーと戦っています。

 病院に着くと経験者は慣れた様子でカルテを持って、順次検査をこなしていきます。
要領の良い生徒は最後に必ず待つことになってしまう「レントゲン」や「心電図」を
先にこなしていました。

 そして、やはり採血をする部屋の前では妙にソワソワして口数少なく待つ生徒たち。

 多少、抵抗に涙に…とありましたが、なんとか終わった健康診断。
後は結果が届くのを待ちます。
その結果をもとに「運動文化とからだ」の授業で体について学習が
できたらいいなと思っています。

 
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