みいちゃんの”おかげさま”

ひとり暮らし12年を経て 2016年秋から長男宅で暮しています

関西から関東へ生活の変化を記録します

自然死に近い逝き方でした

2015-09-17 09:05:55 | 日記
姉が13日(日)に逝去しました

2年前から肝臓がんで入退院を繰り返していましたが

終末期にはいり 在宅療養をしていました

最終章 在宅医寮はとても良い先生、看護師さんに恵まれたと思います

だんだん食事量が少なくなり

1週間に1度ぐらいに見舞う私が持っていく果物と水だけは

目の前で摂ってくれました

その頃から先生が 介護する者の心構えを話してくださいました

姪が「餓死させるようで・・・」というと

「無理に与えると誤嚥のもとになり肺炎になったり高熱がでたりします

そうなれば一番苦しむのは患者さんでしょう、生を終える自然なありかたに

沿ってあげる気持ちが介護する人にあれば良いのです」

時々は口の中を水で拭いてあげるだけ

静かに見守ることにしました

死の5日前に、3センチ角の卵サンドを1つ

種無しマスカットを3粒をゆっくりゆっくり食べました

私がみた最後の食事風景でした お互いに

「またね」「またね」と言って別れたのが最後の言葉

13日は朝からベッド脇で

手を握り、足を擦ることの他は何もせずに夕方まで居ました

甥夫婦が来たので あとはまかせて帰宅

その後1時間ほどして息遣いが変わって死を迎えたそうです

甥夫婦に見守られた安らかな死の迎え方でした