三上俊樹日本画の絵具棚

アトリエからの発信・・

ハマ展受賞者展案内ほか

2021-02-20 | Diary

これに私は出してませんがハマ展受賞者展のご案内。

3月号の雑誌に・・
先だってのたましん美術館の記事と拙作の写真、記事が載っています。

福寿草の写生・・・
家の付近の小さな公園に福寿草がちらほら・・
自宅の庭にもいつもなら咲きだしているのに・・・
どういうわけか、見当たらない・・・。

戦火

2021-02-08 | Diary

随分むかしの新宿紀伊国屋での個展に・・
このS50号の作品を出した。
制作中にイラク戦争がはじまり・・
戦火の中に犬を2匹置く構図で描いた。

政治的な意味合いは念頭にない。
が・・
ただ、犬がいて・・背後に炎に包まれる建物があって・・
ただ、それだけで良いと制作し続けた。

自分のなかでも少しばかり異色な作品になった。



井の頭弁天&オーバル展延期

2021-01-25 | Diary
井の頭公園、七井橋付近の葦はすっかり枯れている。

七井橋からの眺め・・

遅まきながら、散歩がてらの初詣。
井の頭弁財天

早く、コロナがなくなりますように・・。
さすがにこの時期にはお参りする人も少なくて静かなもの。

※1開催予定の―オーバルと0号展―関内 画廊楽
4月12日(月)~18日(日)に延期になりました。

トラと新太郎

2021-01-24 | Diary
5年前の二匹の兄弟猫。

白っぽい猫が娘に貰われていった新太郎。
茶トラの猫がうちに来たトラ。
白の新太郎は気性が激しいからお父さんのところじゃないほうが良い。
というわけで・・
・・おとなしい茶トラのトラちゃんをもらった。

5年たった・・
新太郎。

トラ。

5年たって・・
新太郎は白い色が黄土色に・・
二匹とも元気で家を駆けずり回っている。

アトリエにやってくるトラは高い天窓によじ登るのが好きで・・
なかなか、降りようとしない。

来ると必ず、水を飲むので・・
いくつかある筆洗の一つに、新しい水を入れておく。

筆で汚れた水を飲むといけないから別の筆洗を置いておく。
どういうわけか・・・
必ず、まず水を飲むのが習慣になっている。
(昨日、新太郎を名前を新之助と間違っていたので訂正。)










安野先生、西麻布の先生

2021-01-16 | Diary

94歳死去
安野光雅先生は・・
私が小学生高学年で先生は図画の講師をしていた・・
ほとんど、毎回遊びのような授業で・・
絵を描くより物を作る授業が多かった。
新しい未知の形から生まれる面白い形が何ともうれしかった。

教科の中でいちばん楽しい時間だった。
・・・・・・・・・・


寒中見舞いに頂いた、あるご夫妻の肖像。
二人とも脇に杖があった。
名前は今、伏せておく。
ご夫妻とも芸大を卒業。
その道の大家である。

大学時代、通いの門下生として
早朝から毎週
広尾で降り、有栖川公園の脇から坂道を通ってご自宅へ。

人間国宝。20年以上前に芸術院賞を受賞した・・。

10代後半の私が通っていた頃、先生も奥様も40代で・・
時々、奥様の用事も引き受けて・・・通いとは言え、
ほぼ、内弟子同様であった。

ご夫妻のご長男とわたしは年恰好が同じなので・・
ほかの門弟より、随分と可愛がってくれた記憶のほうが多い。

先生のところから離れて、何年も経って
たまに、横浜の駅頭でバッタリ立ち話をすることがあった・・
それにしても随分とお会いしていない。
・・・・・・
写真に写るお二人の姿に長い長い時を感じる・・
・・・
・・・そんなに時間が経ったのか・・・







年賀状・・

2021-01-14 | Diary
年賀状の数々のうち・・
友人たちの病気の有様がいくつも書いてあって・・
お互いに長い付き合いの中でそれぞれの顔が思い浮かぶ・・。

コロナで顔を合わせる機会も減って・・
我慢比べがいつまで続くのか・・

制作は思うに任せないが・・・
いつもの年より・・
少ししんどい。

さて・・

進まない制作

2021-01-05 | Diary

30号制作が始まったが・・・
進んでは止まり・・なかなか先へ進まない。

普段の日でも町中へは用事以外は出ない。
とにかく人が多いので人込みは避け、静かな裏道を通る。

今年のお正月は家内と二人、ひっそりした日を送った。

そういう年もある・・。

30年以上やっていた・・
樹の会日本画教室は昨年11月をもってやめることになった。


美術の窓

2020-12-21 | Diary
来年の1月号にハマ展に出品した作品が掲載されています


来年1月再びオーバルとF0号展

2020-12-19 | Diary
11月開催したオーバルとF0号展・・来年再び開催‼


たましん美術館開館記念展 出品

2020-12-17 | Diary
2021・1・9~2・7 立川 たましん美術館
私の作品、美術館が所蔵している作品と・・・・
昨年発表した50号作品が展示されます。
 

古裏打ち紙の除去

2020-09-22 | Diary


信貴山縁起絵巻(コロタイプ版)の裏面の断簡
模写用にかなり30年以前・・・
1巻10メートル近い絵巻のコロタイプ版を断簡にした。
そのコロタイプ版の絵巻は鳥の子紙、裏には雲母を施してあった。

その際、すでに絵巻には裏打ちがしてあったが・・
断簡にするにあたり、補強のため、さらに増裏打ちをした。

今回、各断簡を剥がし元の1巻に戻すために裏打ち紙の剥がし。

もともとの裏打ち紙は経年で茶色に変色。
左は絵巻の最初の肌裏打ち、右は増裏打。

すべて裏打ちを剥がし直し、絵巻の継ぎ目を直し・・・
欠損は直し、裏打ちをすべて終えるのは・・まだまだ先に・・




散歩の収穫

2020-09-20 | Diary

早朝散歩。
民家のブロック塀。
白い朝顔と葉っぱの分量がほど良い・・。


いつも見かけるこのお地蔵さんは・・
なかなか顔立ちがよくて・・・
私はいつも、しばらく見とれている・・

七井橋のササゴイ

2020-08-29 | Diary

早朝の井の頭公園。
七井橋のたもとに2,3の人が立って・・
目の前の鳥を見ている。

見るとササゴイ。
つかまりにくそうで、足の格好が奇妙だが・・
前々からこの橋のそばに巣を作っていた・・

少し前から巣のある葦が切り取られて
巣もなくなっていた。

ササゴイ一羽。



早朝の蓮

2020-07-27 | Diary
早朝の散歩を終えて帰るころ・・
娘からしきりにメール。
・・・何枚かの写真。


不忍池。
・・早朝は・・
蓮が一番、うつくしい時・・


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クロの写真

2020-07-26 | Diary
黒い子猫の写真が昔のデータから出てきた。

親子の猫が3匹・・庭の草むらに。
それから・・
毎日のように窓越しに黒い子猫。

この1匹だけがやってきて・・覗き込む。
よく来るので、エサを置いておいた。
次第に・・警戒を解いて食べるようになった。

自転車のかごのなかで遊ぶようになっていた・・
ある日、自動車にはねられて足を怪我したこの小さなクロネコを・・

医者に連れて治療して帰ってみると・・
親猫ともう1匹の子猫は家の周りからいなくなった。
しばらくしても戻っては来なかった。

・・・それからうちの猫になって・・
名前はクロになった。


そしてアトリエで遊ぶようになった。

・・・・そしてなん年も生きた。
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