「現代中国の美術」展 2016-02-27 | 展覧会まわり 飯田橋の日中友好会館。 「現代中国の美術」展はだいたい開催されるたびに見に行く。 中国画、油彩、版画、漆画、年画、立体。 下の写真は地下の会場。1Fと地下に分かれる。 以前の展覧会の中にはわずかにプロパガンダそのものもあって・・・ それがほかの作品群と違和感を醸し出していたが・・・ 今回はそういう傾向は極端に少なく・・ 今の中国の作家たちの姿が少し見える。 銀座でコーヒー。小休止。 地球堂ギャラリーの搬出に・・・ 今晩はみんな珍しくまっすぐ帰還。
20日雨 2016-02-21 | 展覧会まわり 銀座 醍醐イサムさんの個展最終日。 なんとか間に合った。 日本橋高島屋 「稜の会」展。 立軌会のメンバーによる展覧会。 見ていると・・・ これからギャラリートークが始まるというアナウンス。 銀座に戻るのに少し時間があるので・・ 拝聴することに・・ 作家が作品の前で説明を兼ねて様々な話。 笠井誠一、久野和洋、赤堀 尚、山田嘉彦、松田 環 各氏で・・ 時間が来てしまったので中座。 地球堂ギャラリーで飾付。
草陰 2016-02-20 | 日本画 2002 F40「草陰」 飛騨一宮の木工所の片隅。 臥龍桜の取材時、桜の開花にはまだ少し早く・・ 小さな村を歩きまわった。 おかげでこの木工所から何枚かの作品が生まれた。 臥龍桜は未だに絵にならないでいる。 アートグル―(メデイウム)を初めて試用した作品。 現在はアートレジンを使用している。
1枚の写真 シルクロード編 2016-02-18 | Diary 早朝の西安駅頭。 左が私で30代半ばであろうか。 右が抽象の難波田龍起氏である。 わたしは寝起きで腫れぼったい顔をしている。 敦煌研究院の招請による中国滞在時の1枚である。 旅の間中、難波田さんといろいろ話す機会が多く・・・ 亡くなられた子息、史男さんと私の年齢が近かったので・・ 史男さんの絵の事をよく話された。 帰国直後、国立近代美術館で難波田さんの大々的な回顧展があり・・ 難波田さんの歩みを沢山知ることが出来た。 数年後東京駅のステーションギャラリーでの・・ 難波田史男展で改めて史男さんのナイーブな感性に大変感動したのを覚えている。 もっともっと、生きて様々な史男さんの世界を展開して欲しかった。 見れば見るほど残念でならなかった。 上海から入り西安。 そして甘粛省蘭州、敦煌、天水と旅は続いた。 難波田さんが亡くなって随分時間が経った・・・
搬出 2016-02-17 | Diary 「冬生展」最終日で搬出。 午前中から他所を回って、横浜へ。 関内のコーヒー屋さんで一息いれギャラリーへ。 画廊主は只今入院中。 会場にはすでに岩美代子さん(創画)、写実画壇の田中賢一郎さん、二紀の野島友之さん。 ハマ展のメンバーほか。今日は秋山育子さん(院展)は来ていない。 まあまあ結構、集まっている。 開催まで、いつもどういうメンバーが出すのか分からないが・・・ やっとメンバーがそろったが知らない顔も多かった。
梅は咲いたか 2016-02-12 | Diary 20号の作品がやっと終わったので・・ ほんの息抜きと咲き具合の下見を兼ねて・・ 神代植物園へ・・ 雑木林と小川を抜けて・・梅園 まだ少し早い。一番早い「白難波」とわずかにピンクの「見驚」・・ 五弁の「紅千鳥」はまだ、ちらほら・・ 古木にいくつか良いのがあって・・ まだ園内が咲き切っていないので・・・ 枝ぶりを観察するには今のほうが良いようだ。
米谷清和展 2016-02-07 | Diary 三鷹駅前の市民ギャラリー。 1984年横の会が結成されて第1回展で見た強い印象の・・・ 6メートル近い大作の米谷清和の絵があった。 雪の中、渋谷の黒々とした高速道路下の歩道橋を傘をさしている群像の風景である。 このチラシの絵ではない。 今回それを含め、日展や横の会に出した作品が中心。 この絵を久しぶりに隈なく見られた。 懸命に黙々と生きる人たちの群像である。 雪の中を行く人達のシルエットは今も変わらない。 第1回目の横の会の会場で中野嘉之さんと会って話した記憶の中に・・ この会は華岳や麦遷の「国画創作協会」のような会になるんだろうか?聞いたことがあって・・ ひとつの革新的な運動になるのかと・・ 一方的に多くの期待を持ったものだった。 その頃の若い画家仲間の中ではそういう話題がしきりにあった。 既成の団体への閉塞感からだった。 しかし・・・そういう会にはならなかった。
美の精鋭たち 2016-02-03 | Diary 午前中の用事を済ませ・・ 横浜市民ギャラリーへ・・・ 旧知の渡邉 博氏からのDM。 久しぶりに渡邉さんの作品を見られる。 ギャラリーのB1はいつもハマ展で彫刻の会場として来ているが・・・ 現代アートにはこの壁の高さとむき出しのダクトが良い。 左の横長画面の作品が渡邉さん。(ブックマーク<渡邉 博の軌跡>参照) 他の作品もすばらしい。 これを企画した女性と・・しばし会話。 会場を出て紅葉坂を下り、アートスペースイワブチへ来週開催の小品を搬入。 今、開催中の絵も見、当番の作家やイワブチさんとおしゃべり・・・帰還。