三上俊樹日本画の絵具棚

アトリエからの発信・・

金泥

2019-01-17 | Diary


今日の講座では金泥の溶き方を指導。

焼付、乾燥、あく抜き、上澄みの除去、乾燥・・・

この作業を繰り返し・・・

最後に膠抜き・・・

時間いっぱい掛かるがやっと2回繰り返しただけ。

2回繰り返すだけでは金泥の発色はよくならない。

まだ、今回だけでは、なかなか、要領が呑み込めない様子だが・・・

何回か実行する中で金泥を溶くという作業が分かってくるだろう。

アク止め

2019-01-16 | Diary


F8のパネルを・・

カッターと小さなのこぎりでP8に。

このパネルの裏面にはM,Pに切れるように桟が入っている。そのまま使えばF。

パネル表面と側面の杉桟の部分にアク止め用に<アクアガード>を塗る。


水干絵具

2019-01-15 | Diary
作品部分

WSMサイズ 金泥地 絵具は水干絵具、シベのみ岩絵具。

暮から今年にかけ小品4点仕上げ、まだ、10号の下図段階が1点、制作途中の6号、WSMが各1点。

まだまだ、小品数点と50号を描かなければならない。


謹賀新年

2019-01-02 | Diary
平成最後の年になりました。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。



2月の奄美、田中一村美術館での展覧会に出品する作品と1月後半に急遽、出すことになった作品を梱包。

制作中の作品は現在、下塗り状態も含め6,7点。本日より制作再開。



寄贈用の色紙を描こうとちょっと薄く白緑系で下塗りと、その前に薄く水を引いたところ、ドーサ抜け。



乾燥させドーサを引いてしばらく待つ・・・。

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今年、年賀状仕舞いをする人、3名ほど・・・そういう事がまだまだ増えるかも。

身体の調子が悪く・・という人も結構多く・・そういう年賀状の数々。

若い時に同じように頑張ってグループを組んでいた洋画家の一人も杖をつきつつ良い仕事を見せてくれている。

もう、車いすで駄目です、と病院で過ごす画家もいる。

様々な様子がこの年賀状の数々から伺い知れる・・。

どういう年になるだろう・・・。