三上俊樹日本画の絵具棚

アトリエからの発信・・

1994

2018-01-30 | Diary
29日昼過ぎ、楽のスタッフと新規講座の話をしている際・・

美大での学生たちの膠の使い方の話が出て・・

結構、いい加減な膠の濃度で画面が亀裂、懲りずに繰り返すという話。

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昨晩は講座のあと受講生ほぼ全員で新年会。

29階の窓は曇っていて夜景は残念ながら見えなかったが・・

賑やかにおいしい料理で、飲める人も飲めない人も楽しく談笑。

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朝一番で病院。

身体の具合はひどいことにならずに済んだ。


この病院には安田育代の女児像100号があって・・

その先の廊下に30号の拙作がある・・

行くたびに色彩などが変化していないか必ず見る。

1994年の作品でこの頃はアートレジンでなく膠を使っている。

制作時から少しも変化していない。画面に問題は起きていない。


この頃は膠の重さを何グラム、水を何CCときっちり測り・・

直に温めることはせず、湯煎をしながら膠を溶いた。

温める時には眼を放さず、温度計で測って管理。

だいたい二日以内で使い、残った膠は処分。

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