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原田マハ「楽園のカンヴァス」

2017年08月25日 | は行の作家

 

新潮文庫
2014年 7月 発行
2015年 5月 6刷
解説・高階秀爾
429頁

 

 

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手掛かりとなる謎の古書を読ませる
リミットは7日間
ライバルは日本人研究者・早川織絵

 

MoMA勤務経験を生かした原田マハの真骨頂!

 

絵心のある人
美術に造詣の深い人
などには十分に楽しめる作品でしょう
たまに美術館へ絵画鑑賞に出かける程度のワタクシでは真にこの作品の素晴らしさを味わえていないだろうと思います
しかし、それでも面白かった!
特に『謎の古書』にはドキドキでした
恋愛小説としても切なかったです

 

 


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