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TVドラマ(日本)・前科者~新米保護司・阿川佳代~ & おうち映画(日本)・前科者

2022年08月17日 | 映画(国内)
「前科者~新米保護司・阿川佳代~」
2021年
WOWOWオリジナルドラマ
全6話
【Amazon Prime Video】

新米保護司の阿川佳代(有村架純)が保護観察者たちの更生、社会復帰に向けて正面から彼らと向き合う姿を描きます
保護司の仕事を詳しく知ったのは舘ひろしさん主演のNHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」を見てです
それまでは高野和明さんや横山秀夫さんらの小説で保護司の存在を知っているという程度でした
つい、舘ひろしさんと比較してしまい、若く人生経験も少ない女性に務まるのかしら、という思いが先に立ち、佳代の失言に「ほら、言わん事じゃない」の連続
でも、自らの失敗を反省し、真摯に保護観察者たちに向き合おうと頑張る佳代の姿に目が離せませんでした

佳代が担当する主な保護観察者は3人
1、2話が斉藤みどり(石橋静河)
3、4話が石川二朗(大東駿介)
5、6話が田村多実子(古川琴音)

石川二朗、田村多実子と、話が複雑で闇の深いものになっていき佳代の苦労は増すばかり
そんな佳代を助けてくれるのは更生後も何かと佳代の元を訪ね良き友人となった斉藤みどりでした

有村架純さんがこれほどはっきりと大きな声が出せる女優さんとは知らなかったです
自分の中で、“どっちでもいい”から“観てみよう”と思える女優さんになりました
     



「前科者」
2022年
【Amazon Prime Video】

保護司を始めて3年が過ぎた阿川佳代(有村架純)
仕事にやりがいを感じ、様々な前科者のために奔走する日々を送っています
担当する工藤誠(森田剛)は順調な更生生活を送っていて、あと一回で面談終了となるはずが、約束した日時に姿を現さず、どこかへ消えてしまいます
一方、派出所の警官が襲われ、銃を奪われたうえ、その銃で殺害される事件が発生
そして、同じ銃を使った連続殺人事件が発生します

工藤がラーメン屋で出会った金髪の若者は誰?
何故、彼の後をつける?
原作漫画にはないオリジナルストーリーでドラマよりミステリー色が強く、佳代が保護司という仕事を選んだ理由も丁寧に描かれていて見応えのある作品でした

生かしてもらった命だから応えなければならない
最後は泣けました
いつか佳代が工藤とラーメンを食べられる日がきますように

ドラマからの流れで出演の斉藤みどり(石橋静河)との友情がますます強いものになったのも良かったです

森田剛さんが工藤役と最初から知っていたのですが、自分の知っている森田さんとは結びつかず、初めて見る俳優さんがいい演技をしている、としか思えませんでした
いつからこんな雰囲気になられたのでしょう
宮沢りえさんの影響大かしら

有村さんのグデングデンに酔っぱらったり怒りや悲しみを全身で表現する姿も好感が持てました
観て良かったです
     




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