新潮文庫
2008年11月 発行
2015年 5月 16刷
解説・岡崎武志
229頁
9編の本の物語
「旅する本」「だれか」「手紙」「彼と私の本棚」「不幸の種」「引き出しの奥」「さがしもの」「初バレンタイン」
どれも、本好きにはあるあるです
一番気に入ったのは
「ミツザワ書店」
今は作家となった男性が子供の頃に通った町の小さな本屋を訪ねます
当時、店番をしていたおばあさんは既に亡く店も閉まっていましたが孫という女性が中に入れてくれます
そのおばあさんが孫娘に語った言葉
「開くだけでどこへでも連れていってくれるものなんか、本しかないだろう」
世界の街角にいても、本を開けば、また本のなかの「世界」がそこに広がっている
心に刺さったのは
「初バレンタイン」
初めてのバレンタインプレゼントに本を選んだ女の子の気持ちを描きます
自分も高校生の頃、好きな人に本を送ったことがあって、後になってすごく後悔しました
なんか思い込んでしまったんですよね
遠い過去の話ですが
反省<m(__)m>
そうだ、古本屋さんに行こう!
旅先でも古本屋さんを探そう!
お正月早々、ひどい風邪で寝込み中です。とほほ
この本、なーんか、うっすら記憶にあって、
調べてみたら
「この本が、世界に存在することに」(メディアファクトリー 平成17年刊)の改題だったんですねー。
感想は書き留めておいてなかったので、また再読したいと思いました。
アイルランドだったかな・・・旅行先で手に取った本の話があったような・・・ 違ったかも。
本や映画のお話、また今年もしたいです。
どうぞよろしくお願いします。
少しは良くなってきましたか?
この冬は本当に寒いです。温かくしてゆっくり休んでくださいね。
旅行先のは、ネパール、アイルランドの古本屋さんで自分が売った本に出会ったってのですね。自分もそんな体験をしてみたいものです。
こちらこそ
よろしくお願いいたします。