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映画・メイジーの瞳

2016年05月20日 | 映画(海外)

 

原題 WHAT MAISIE KNEW
2012年 アメリカ

 

 

美術商の父・ビール(スティーヴ・クーガン)とロックシンガーの母・スザンナ(ジュリアン・ムーア)が離婚
共同親権を持つ両親の家を行き来することになった6歳の少女メイジー(オナタ・アプリール)の日々を描きます

 

身勝手な大人たちに振りまわされながら、素直に従うメイジーがいじらしいです
彼女の大きな瞳には、諦めと哀しさと寂しさが浮かんでいます
子は親を選べない
子を持つのであれば、親は負わねばならない責任があります
メイジーの両親には決定的に不足していたところですね
いくらメイジーを愛していると叫んでも、それは違うでしょう、と思わざるをえません
悲しいことです

 

最後に
ツアーやレコーディングで家を空けることの多いスザンナに代わりメイジーの面倒を見てくれるスザンナの再婚相手リンカーン(アレクサンダー・スカルスガルド)と、元々スザンナの子守でビールの愛人でもあるマーゴ(ジョアンナ・ヴァンダーハム)がメイジーに寄り添ってくれたことが救いでした

 

この邦題にはやや不満はあるものの合格点をあげましょう(^_^;)

 


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