第8回あきつ落語会
柳家さん喬独演会 其之十五
中電ホール
パンフレットの説明書【卯ん】より
落語の世界は奇想天外、荒唐無稽で溢れかえっています
何が起きても不思議はない
高座の主が繰り出すあれやこれやに大概は「そんなことあり得ない」と思いません
彼の国にはいろんな人がいて、何でもありと分かっていてなお、あの噺のあそこは引っ掛かってしまうということがあります
疑問符がついてしまうとおっとり、のんびりしていられなくなります
さん喬師匠のマクラで何度も出てきたSDGs
落語の世界はSDGsから外れる噺が多いです
そこは納得のうえ、ですが、やりにくくなってきたのではないかしら
難しいところですネ
開口一番
柳家小きちさん
緊張されているのがこちらまで伝わってきて大丈夫かしらん、と思いましたが徐々に落ち着かれたようで^^
笑顔が可愛らしくて小僧さんそのものでした
さん喬師匠
独演会では普通はお仲入り前に2席
1席終えてマクラを挟んで2席めを始められます
ところが「宮戸川」のオチがないままお年寄りが碁を打ちながら「今の若い人はね」など世間話の場面へ
もしかして?と思ったらやはりそのまま「笠碁」へ突入!
こんな趣向は初めてて驚くやら嬉しいやら、でした
「お直し」は辛い噺ですがさん喬師匠の話術で、人情や夫婦の機微にしんみり
今日も満足の落語会でした
いつものように矢場町のカフェ・セレージャさんでコーヒー豆を買って帰宅しました♪
注文してからの焙煎なので10分ほど待たされますが鮮度の違いには代えられません
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