「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」
原題 THE WAR WITH GRANPA
2020年 アメリカ
【Netflix】
原作 ロバート・キンメル・スミス
妻を亡くし、独り暮らしを心配した娘一家の家に越してきたエド(ロバート・デ・ニーロ)
孫のピーター(オークス・フェグリー)は、自分の部屋がエドのものになり、自分は屋根裏部屋に移らなければならないことに激怒
エドが部屋を明け渡すよう様々な攻撃をしかけます
度を越した悪戯に怒り心頭となったエドは悪友ジェリー(クリストファー・ウォーケン)の悪知恵を借り報復を開始
エドとピーターの部屋を巡っての小さな戦争はやがて大騒動へと発展していきます
老人vs子供、応楊に構えていられないほど真剣になるエドですが、さりげなく反戦、戦争の愚かさをピーターに気づかせようとするところはさすが年の功です
学校でピーターが苛められているらしいと気づけば上手く手助けしてやったり、よいおじいちゃんぶりを発揮します
ラストでピーターが見せる表情が何とも良いです
ロバート・デ・ニーロ&クリストファー・ウォーケンってのも凄くないですか?!
ツッコミどころには目を瞑って楽しく観ました
孫が可愛くてしょうがないおじいちゃん
おじいちゃんが大好きな孫
2人の『戦争』はずっと続くのかもしれませんネ
エンドロールで流れるメイキング映像
楽しそうな撮影現場の様子が見られます
これも映画の一部ですね
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「素晴らしきかな、人生」
原題 COLLATERAL BEAUTY
2016年 アメリカ
【Netflix】
2度目の鑑賞
内容を忘れていたり、初回では気づかなかった諸々がありました
ニューヨークの広告代理店で成功を収め、華やかな生活を送っていたハワード(ウィル・スミス)
最愛の娘を病気で失ったことで大きな喪失感を抱き、人生を見失っています
そんなある時、ハワードの前に年代も性別も異なる3人の奇妙な舞台俳優たちが現れます
彼らとの出会いをきっかけにハワードの人生に徐々に変化が起こっていくのでした
キャストの豪華なこと!(自分の好きな俳優さんばかり)
3人の舞台俳優にヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイ、ジェイコブ・ラティモア
ハワードの同僚にエドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ
ハワードの妻にナオミ・ハリス
『時間』『愛』『死』を演じる3人の舞台俳優はハワードだけでなく、それぞれ悩みを抱えているハワードの同僚たちにも影響を与えていきます
タイトルになっている「COLLATERAL BEAUTY」
幾度か台詞に出てきます
娘が入院している病院の廊下で、ナオミ・ワッツにヘレン・ミレンが囁いたのも「COLLATERAL BEAUTY」でした
字幕は「幸せのオマケ」
人生のどん底にあっても、些細なことに生きる価値を見出せばいつかは乗り越えられる、といったところでしょうか
邦題は、本作が1946年の「素晴しき哉、人生」を意識した作品ということでつけられたらしいですが、いまひとつピンときませんでした
初回では何度ももらい泣きしました
今回は内容を知っているので涙はなかったですが、ハッとするシーンや台詞が多く、少しは作品の持つメッセージに近づけたかも、でした
もう一度鑑賞しても良いかな^^
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この映画、デ・ニーロ好きな僕は公開してすぐに観ました!
>ロバート・デ・ニーロ&クリストファー・ウォーケンってのも凄くないですか?!
もちろん凄かった!!
『ディアハンター』以来の共演ですからね。
デ・ニーロ、老いて益々渋さが増して来ました。
ところで『ヴィンセントが教えてくれたこと』ってご覧になったことありますか?
ビル・マーレー主演ですが、この映画とニュアンスが似ています。
もしご覧になっていなかったら、ぜひ観てみて下さい。
僕が2015年洋画ベスト15の2位に挙げた作品ですので^^
ロバート・デ・ニーロ&クリストファー・ウォーケン
老いてなお、存在感ありますね!
老いてからのほうが味が出てて素敵だと思います。
「ヴィンセント~」
映画館で観ました。
ビル・マーレイもすっかりお爺さんですけど渋くていいですね。