光文社
2022年8月 初版1刷発行
325頁
弥勒シリーズ 第11弾
遠野屋の主・清之介は商談を終え、昼食にと番頭の信三と一緒に、岡っ引き・伊佐治の営む梅屋に向かいます
ところが暖簾が出ておらず訝しく思った清之介は店内へ
驚くことに、朝方、伊佐治が大番屋に引っ張られたとのこと
理由も分からず狼狽えるばかりの家族を落ち着かせていると、北定町廻り同心・小暮信次郎の元に走った伊佐治の息子・太助が戻ってきて、小暮の旦那も姿を消したと話します
信次郎の屋敷にも捕り方らしき役人が訪れたのですがどこにもその姿はなく、女中・おしばも小者・喜助も信次郎の行方を知らないのでした
信次郎不在のまま伊佐治と遠野屋が謎を探っていきます
後ろに大きな力が見え隠れ、事の大きさに愕然とする遠野屋
信次郎はいったいどこに消えてしまったのでしょう
信次郎と伊佐治の会話に、加害者は生まれ変われるのに被害者は泣き寝入りか、という言葉がありました
現代日本社会が抱える問題を上手く盛り込んでいます
信次郎の潜伏先と事の真実が予想できてしまったのは残念でしたけど今回も堪能させてもらいました
今回新たに遠野屋の奉公人になった、まれ吉の活躍が楽しみです
おしば婆さん、やるぅ~(#^^#)
弥勒シリーズはあさのあつこさんの代表作といえますよね!
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