新潮文庫
2015年5月 発行
解説・伊藤悠可
311頁
生きる苦しみと理不尽、そして死の恐怖
人生には解決のつかない難問がいくつも横たわる
現代人の諸問題について冷徹な人間観察と鋭い心理洞察に基づく思索を重ね、自身の体験を交えつつ平易な文章で語る
「怒りについて」「虚栄について」「孤独について」「退屈について」「羞恥について」「嘘について」「死について」「宿命について」「教養について」「苦悩について」「権力欲について」
「長寿について」――文庫版「あとがき」に代えて
本当にその通り
平易な文章ながら、ため息をつきたくなるような厳しい指摘が続きます
あぁ~、自分はなんと甘ったれで自己や他己について分っていないのでしょう
恥ずかしくなりました
でも読んで良かった
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