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三浦しをん「まほろ駅前狂騒曲」

2014年07月09日 | ま行の作家

 

文藝春秋
2013年10月 第1刷発行
468頁

 

前作「まほろ駅前番外地」に続く、次の年
新しい年を迎えた多田便利軒から物語は始まります
例の如く、平穏な日常を願う多田の心の平安を乱す男・行天
彼が多田便利軒に転がり込んできてから早くも3年
真面目に多田の仕事を手伝うでもない、出ていく様子もない
多田も一人でいるよりはマシだし、ってところでしょうか

 

本作では
行天の遺伝上の娘・はるを預かることになったり
横浜中央交通の間引き運転を信じて疑わない岡老人たちの無謀な行動に遭遇したり
タイトルの通り、とんでもない騒動に巻き込まれる多田と行天ですが、多田の恋愛には大きな進展がありましたし、行天も少しだけ過去のトラウマから脱することができたようです

 

一度は多田便利軒を出て行った-出て行ったと思っていたのは多田だけで、実はそうでは無かった-行天が戻ってきて支店の探偵部門を担当する?

らしいので間違いなく続編アリですかね

 

 

 

ほとんど一気読み
読み終えたのは深夜2時

瑛太と松田龍平による映画を観終った後のような感じがして頭の芯が冴えてなかなか寝付けませんでした(^_^;)

 

 


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