らくごDE全国ツアー vol.3
春風亭一之輔のドッサリまわるぜ2015
浜松市福祉交流センター
名鉄とJRを乗り継ぎ、約100分
途中浜名湖を眺め、ただ落語のみを聞きに行くという
贅沢(?)お出かけです
一之輔師匠のオープニングトークで観客との距離が縮まります
柳家花緑師匠の四番弟子
柳家花いちさん
浜松出身だそうです
「壺算」
買い物上手の男が言葉巧みに壺を安く手に入れる
騙されているけれど変に納得の店の主
言葉巧みに近づいてくる詐欺師には気を付けましょう
春風亭一之輔師匠
「堀之内」
自分の粗忽を治してもらおうと堀之内のお祖師様に願掛けに出かける男
ところが、朝起きてみれば、一体どこへ行こうとしていたのかも忘れている始末
顔をお味噌汁で洗ったり、笊に水を溜めようとしたり
やっと家を出たは良いが道が分らず人に尋ねるも帰巣本能か自宅に戻ってくる
さて、この男、無事お祖師様に辿り着くことは出来るのでしょうか
この落語の舞台近辺の地理はさっぱり分りませんが、そこは一之輔師匠の話術に助けられ想像力でカバー
この日一番笑いました
「蟇の油」
先日、立川談笑師匠で聞いたばかり
前半の誰もが知っている口上は談笑師匠のスペイン語の印象が強くて一之輔師匠の色が弱く感じられてしまいました
けれど、後半の酒に酔った香具師の様は良かった~
仲入り
春風亭一之輔師匠
「船徳」
船宿の二階で居候中の道楽が過ぎて勘当された若旦那
突然、船頭になりたい、と申し出る
モットーは「我慢しない、嫌なら辞める」 ← もっとあったのですが忘れました<m(__)m>
たまたま船頭が出払っている時にやってきた客を乗せて船を出した若旦那
上手くいくはずはありませんね
最後はモットーに従います
一之輔師匠はまた是非聞きたいですね
高座姿に存在感があります
声もいいし
横顔など時に海老蔵さんみたいでカッコイイ
この日、家を出る前テレビで立川談笑師匠が話しておられるのを見ました
高座では、客の雰囲気、ウケ具合で枕の内容を変えたり、飛ばしたり、色々アレンジするのだそうです
一之輔師匠からも同じ空気が感じられました
オープニングトークで繰り返し「差し入れは…」と語っておられた浜松・まるたやさんの『あげ潮』
名前からお煎餅系を想像していましたが木の実や干しブドウ、オレンジピールなどが入ったサクサクと軽いクッキー
甘すぎず後を引く美味しさです
名前の由来は
浜名湖に上がってくる潮のように食した方々の運気が上りますように
との事
春から続いた我が家の落語ブームはこの日で一旦終了です♪
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