翌日、私は仕事だったので、母に病院に行ってもらいました。
手術は成功、暫く入院、ということでした。
(去勢手術がこのとき同時に行われたかどうかは記憶が曖昧で・・・)
先生の説明によると・・・・
やはり内臓に異常はなかった。脳内出血も無さそう。
瞬幕も、いずれ元通りになるでしょう。
下あごを骨折しているので、切開して金属で固定している。
口を中心に怪我が酷く、上あごの内側が切れて鼻に通じていた。
(このために鼻から出血しているように見えたらしい)
顔の正面だけ怪我をしている。何かにぶつかったのでは・・・?
ホーム君、先生のお陰で命拾いしました。
それにしても、何でこんな怪我したんだろうねぇ。
事故だとしたら、車にぶつかったのかもと言われましたが未だに謎です。
後日、母と二人でお見舞いに行きました。
点滴中のホーム君に、めっちゃ威嚇されました(T▽T)ウウウ・・・
私「騒いでいませんか?」
先生「いえ。大人しくて全然暴れませんよ。ホームちゃんは良い子ですねぇ」
私&母『( ̄ー ̄?)・・・こいつ、外面が良いな・・・』
先生「トイレもすぐ覚えましたし」
私&母「まあ!(ぱぁぁぁぁぁぁぁ・・・一筋の光が・・・)」
先生「それと、血液検査もやったのですが、猫エイズが陽性ですね。」
私「え?死ぬんですか?(←猫エイズを知らない奴の反応)」
先生「いえ、キャリアでも発症する子としない子がいますから、
症状が出ずに天寿を全うする子もいますし。大丈夫ですよ。」
トイレのことや近所迷惑かもということより、
このことが決定打となって「もう外に出すまい」と決心。
一週間後、無事退院。
入院費込みの治療費・・・知り合いに「相場」を聞いていた私は、
覚悟して、それなりの金額を持参しました。
受付嬢「○万円です」
私「え????」
『少な過ぎる・・・・』
急患で診てもらった上に手術(去勢も)+1週間の入院です。
私「あの、入院費用も入ってますか?」
受付嬢「もちろんですよ。先生がこの金額でと言ってます」
私「(おずおず)・・・・少な過ぎるんじゃ」
受付嬢「ええ、まあ。。。。」
何と言うことでしょう。初見の患者の治療費をマケてくれるなんて(T_T)。
先生、一生付いて行きます。(実際、ずっとこの先生一筋です)
さてさて、無事自宅に戻った我々を待つ試練が3つ
①トイレ
②抗生物質の投薬(錠剤)
③自宅軟禁(抜糸が未だなので出奔されては困る)
まずはトイレ。
病院で、ちっこの付いた新聞紙をもらって帰りました。
家に放してすぐ、パニックになって粗相をしたことがありましたが、
ちっこ付きの新聞紙が効いたのかどうか、2回目からはちゃんとトイレを覚えました。
(余談ですが、彼は粗相はしませんでした。
爪とぎも古いカーペットでやるだけです。いい子です(親バカ))
トイレクリア!(あんなに心配していたのに)
次に投薬。
病院でお手本を見せてもらったのですが、押さえ方が悪いのか、上手く口を開けてくれません。
あまりにも大変なので、マグロの刺身を小さくして、錠剤を割って食べさせようとしましたが、口を付けない・・・
薬をダメにしてしまうばかりなので、力ずくで口を開けて放り込みました。
やっと終わった・・・・と思ったら部屋の隅に錠剤が転がっている、ということもしばしば(暴れているうちに出たらしい)。
上手くいったのは半分もありませんでしたが、その後体調を崩すこともなかったので、
とりあえず、終わりよければ全てよし、でクリア。
最大の難関、自宅軟禁(完全室内飼い)。
何でもなければ外に出してやったかもしれません。
でも、抜糸の日にちゃんと捕まえておく自信は全くありませんでした。
彼は鳴き続けました。朝も昼もそして真夜中も・・・(T▽T)ウウウ。
寝れませんでした。
昼間ならまだ我慢できるのですが、夜中は流石に辛いものがありました。
家に帰るのが憂鬱にもなりました・・・。
でも出しませんでした。抜糸が終わっても、外には出しませんでした。
事故も、病気も心配でした。
落ち着くまで1ヶ月くらいかかりました。
(早いのか遅いのか、わからないのですが・・・
私にはとても長い一ヶ月でした)
諦めたんでしょうかね・・・・。
夜ぐっすり眠るようになり、
昼間の「出せ出せ!」攻撃も徐々にですが減ってきました。
人間の勝手ではありますが、納得・・・してくれたのだと思いたいです。
(その後、脱走は2度ほどありましたが、腹がへったらきっちり帰還)
これで飼い主としてのハードルをクリアした・・・・かな?
初めて会ってから、ここに至るまで、実は2年近くかかりました。
怪我が無かったらどうなっていたんだろう、と思います。
やっと大手を振って「飼い主です」と言えるようになりました。
その間に、どこかで悪さをしていたかもしれませんが、
もう時効だと思って勘弁してくださいm(__)m。
他にもあれこれトラブルがありつつも、どうにか乗り越えてくれました。
いきさつは成り行きばかりかもしれないけれど、
私を「猫の飼い主」にしてくれてありがとうね。
はぁ~終わった・・・
最後まで読んでいただいて、ありがとうございましたm(__)m
当時は誰も猫を飼ったことが無くて、右往左往することばかりでした。
ベテラン飼い主さんからすれば「何やってんのよ!」と歯痒く思われることもあったと思います。
その点は、平にご容赦を・・・・
牙が無い方の口の閉じ方がちょっと変なのさ
手術は成功、暫く入院、ということでした。
(去勢手術がこのとき同時に行われたかどうかは記憶が曖昧で・・・)
先生の説明によると・・・・
やはり内臓に異常はなかった。脳内出血も無さそう。
瞬幕も、いずれ元通りになるでしょう。
下あごを骨折しているので、切開して金属で固定している。
口を中心に怪我が酷く、上あごの内側が切れて鼻に通じていた。
(このために鼻から出血しているように見えたらしい)
顔の正面だけ怪我をしている。何かにぶつかったのでは・・・?
ホーム君、先生のお陰で命拾いしました。
それにしても、何でこんな怪我したんだろうねぇ。
事故だとしたら、車にぶつかったのかもと言われましたが未だに謎です。
後日、母と二人でお見舞いに行きました。
点滴中のホーム君に、めっちゃ威嚇されました(T▽T)ウウウ・・・
私「騒いでいませんか?」
先生「いえ。大人しくて全然暴れませんよ。ホームちゃんは良い子ですねぇ」
私&母『( ̄ー ̄?)・・・こいつ、外面が良いな・・・』
先生「トイレもすぐ覚えましたし」
私&母「まあ!(ぱぁぁぁぁぁぁぁ・・・一筋の光が・・・)」
先生「それと、血液検査もやったのですが、猫エイズが陽性ですね。」
私「え?死ぬんですか?(←猫エイズを知らない奴の反応)」
先生「いえ、キャリアでも発症する子としない子がいますから、
症状が出ずに天寿を全うする子もいますし。大丈夫ですよ。」
トイレのことや近所迷惑かもということより、
このことが決定打となって「もう外に出すまい」と決心。
一週間後、無事退院。
入院費込みの治療費・・・知り合いに「相場」を聞いていた私は、
覚悟して、それなりの金額を持参しました。
受付嬢「○万円です」
私「え????」
『少な過ぎる・・・・』
急患で診てもらった上に手術(去勢も)+1週間の入院です。
私「あの、入院費用も入ってますか?」
受付嬢「もちろんですよ。先生がこの金額でと言ってます」
私「(おずおず)・・・・少な過ぎるんじゃ」
受付嬢「ええ、まあ。。。。」
何と言うことでしょう。初見の患者の治療費をマケてくれるなんて(T_T)。
先生、一生付いて行きます。(実際、ずっとこの先生一筋です)
さてさて、無事自宅に戻った我々を待つ試練が3つ
①トイレ
②抗生物質の投薬(錠剤)
③自宅軟禁(抜糸が未だなので出奔されては困る)
まずはトイレ。
病院で、ちっこの付いた新聞紙をもらって帰りました。
家に放してすぐ、パニックになって粗相をしたことがありましたが、
ちっこ付きの新聞紙が効いたのかどうか、2回目からはちゃんとトイレを覚えました。
(余談ですが、彼は粗相はしませんでした。
爪とぎも古いカーペットでやるだけです。いい子です(親バカ))
トイレクリア!(あんなに心配していたのに)
次に投薬。
病院でお手本を見せてもらったのですが、押さえ方が悪いのか、上手く口を開けてくれません。
あまりにも大変なので、マグロの刺身を小さくして、錠剤を割って食べさせようとしましたが、口を付けない・・・
薬をダメにしてしまうばかりなので、力ずくで口を開けて放り込みました。
やっと終わった・・・・と思ったら部屋の隅に錠剤が転がっている、ということもしばしば(暴れているうちに出たらしい)。
上手くいったのは半分もありませんでしたが、その後体調を崩すこともなかったので、
とりあえず、終わりよければ全てよし、でクリア。
最大の難関、自宅軟禁(完全室内飼い)。
何でもなければ外に出してやったかもしれません。
でも、抜糸の日にちゃんと捕まえておく自信は全くありませんでした。
彼は鳴き続けました。朝も昼もそして真夜中も・・・(T▽T)ウウウ。
寝れませんでした。
昼間ならまだ我慢できるのですが、夜中は流石に辛いものがありました。
家に帰るのが憂鬱にもなりました・・・。
でも出しませんでした。抜糸が終わっても、外には出しませんでした。
事故も、病気も心配でした。
落ち着くまで1ヶ月くらいかかりました。
(早いのか遅いのか、わからないのですが・・・
私にはとても長い一ヶ月でした)
諦めたんでしょうかね・・・・。
夜ぐっすり眠るようになり、
昼間の「出せ出せ!」攻撃も徐々にですが減ってきました。
人間の勝手ではありますが、納得・・・してくれたのだと思いたいです。
(その後、脱走は2度ほどありましたが、腹がへったらきっちり帰還)
これで飼い主としてのハードルをクリアした・・・・かな?
初めて会ってから、ここに至るまで、実は2年近くかかりました。
怪我が無かったらどうなっていたんだろう、と思います。
やっと大手を振って「飼い主です」と言えるようになりました。
その間に、どこかで悪さをしていたかもしれませんが、
もう時効だと思って勘弁してくださいm(__)m。
他にもあれこれトラブルがありつつも、どうにか乗り越えてくれました。
いきさつは成り行きばかりかもしれないけれど、
私を「猫の飼い主」にしてくれてありがとうね。
はぁ~終わった・・・
最後まで読んでいただいて、ありがとうございましたm(__)m
当時は誰も猫を飼ったことが無くて、右往左往することばかりでした。
ベテラン飼い主さんからすれば「何やってんのよ!」と歯痒く思われることもあったと思います。
その点は、平にご容赦を・・・・
牙が無い方の口の閉じ方がちょっと変なのさ