終戦から76年の日。
考えてみると、割合で言うと自分が生まれてからの方が圧倒的に長いのだけど、
平成が30年ちょっとで終わった事と比較すると、生まれた頃というのは、まだ戦争の匂いが残っていたはず。
例えば、教師の中にも戦争経験者が居た、とか。
だけど、自分自身の記憶の中で、そういうものが生々しく残っているか、というと、殆ど無くて、
うっすら覚えているのが、そこらじゅうに残っていた防空壕の跡とか、傷痍軍人の方が道端で・・・という事くらいしか。
(今の若い人からすると何がなんだか分からないとは思うけど)
戦争を経験した人から直接話を聞ける時間は残り少ない、という切実な問題もあり、
じゃあ、自分の親はどうだったか、というと、幸い二人ともど田舎の子供だったし、奇跡的にどちらも親を戦争で亡くしていないし、
本当にものすごい田舎だったので、空襲も経験していない。
芋しか食べられなくて、今でも芋が嫌いとか、それくらいしか聞いたことが無い。
ただ、母の叔父は二人、戦争に行って若くして軍艦とともに海に沈んだということだ。
そうだ、昔の家は、大抵どこの家も仏間に若い軍人さんの遺影がかけてあった。
そんな風に、どこか身近に戦争の匂いみたいなのが残ってたんだよね。
で、身内が戦争で死んでしまっていることが「怖い」って子供ごころに何か感じていたような気もする。
そんな薄っすらとした経験も今はもう無いんだろうな、と思いつつ。
被害者とか加害者とかいろいろ難しい話もあるけど、
やっぱり、戦死した方は可哀そうだし、その家族もやっぱり可哀そうだと思う。
ただそれだけなんだよな。。。
考えてみると、割合で言うと自分が生まれてからの方が圧倒的に長いのだけど、
平成が30年ちょっとで終わった事と比較すると、生まれた頃というのは、まだ戦争の匂いが残っていたはず。
例えば、教師の中にも戦争経験者が居た、とか。
だけど、自分自身の記憶の中で、そういうものが生々しく残っているか、というと、殆ど無くて、
うっすら覚えているのが、そこらじゅうに残っていた防空壕の跡とか、傷痍軍人の方が道端で・・・という事くらいしか。
(今の若い人からすると何がなんだか分からないとは思うけど)
戦争を経験した人から直接話を聞ける時間は残り少ない、という切実な問題もあり、
じゃあ、自分の親はどうだったか、というと、幸い二人ともど田舎の子供だったし、奇跡的にどちらも親を戦争で亡くしていないし、
本当にものすごい田舎だったので、空襲も経験していない。
芋しか食べられなくて、今でも芋が嫌いとか、それくらいしか聞いたことが無い。
ただ、母の叔父は二人、戦争に行って若くして軍艦とともに海に沈んだということだ。
そうだ、昔の家は、大抵どこの家も仏間に若い軍人さんの遺影がかけてあった。
そんな風に、どこか身近に戦争の匂いみたいなのが残ってたんだよね。
で、身内が戦争で死んでしまっていることが「怖い」って子供ごころに何か感じていたような気もする。
そんな薄っすらとした経験も今はもう無いんだろうな、と思いつつ。
被害者とか加害者とかいろいろ難しい話もあるけど、
やっぱり、戦死した方は可哀そうだし、その家族もやっぱり可哀そうだと思う。
ただそれだけなんだよな。。。