三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

いつか、菜の花畑で ~東日本大震災をわすれない~

2011年09月29日 12時00分00秒 | ほん




作者が直接経験した話ではなく、

ニュースで取り上げられた話題を、

作者が漫画に起こす、という、ある意味、

「ノンフィクションとフィクションの狭間」の漫画です。

「お涙ちょうだい」と言うと安いような気がしますが、

実際にあった話かと思うと、胸が苦しくなるような話ばかりです。

そして、残念なことに、ノンフィクションのように、

「良い人は最後に助かる」という事も少ない、

理不尽な話が多い・・・悲しいことに。



あの日、仕事中に大地震の一報を目にした後、

ネットのニュースではしばらくの間、「被害状況」が全く入って来ませんでした。

最初の時間が異常に「静か」に過ぎていった(ような気がしただけですが)、

その時間の間に、何が起きていたのかは、後になって知りました。

これほどの被害になってしまうとはあの時想像もできず、

これはもしかしたら、揺れが大きかっただけで、

人への被害は少ないんじゃないか・・・とほんの少しだけホッとしてしまったのです。

でも、配信が始まったニュース映像では、

今までに見たことの無い光景がありました。

この本に描かれているのは、

その時に起きていた、

言葉では尽くしがたい、物語です。





忘れないことが一番大切。

今日は、神戸に出張です。

自分が生きている間に起きたことは、

どれも忘れないように、思い続けなければいけない。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おぐろ)
2011-09-29 14:28:39
まだまだ読む勇気が持てそうにないです
へタレです
ただ、忘れない自信はあります
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Unknown (月兎)
2011-09-30 00:04:26
こちらの書店ではまだ見かけません。
出たばかりなんでしょうか。

で、こないだ「半年」報道が相次いだ時に、当地は「ああ、こうだったんだー」という
ニュース映像が沢山流れました。逆に言うと、判りやすい映像は
ばんばか繰り返しずーっと流れたけれど、その地域地域となると、
地震後十日もすると、世間様的なニュースバリューは無くなった、と、
いうことだったんでしょう。やっとTVが見られるようになって、
私らが知りたかったのは、もろそこだったけど。。。
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おぐろさん (ちゅん太)
2011-09-30 08:04:34
きっと同じようなお話はどこかで見たり聞いたりしているでしょうから。
絶対に忘れてはいけないと思いました・・・
返信する
月兎さん (ちゅん太)
2011-09-30 08:09:06
先週の日曜日に、偶然書店で見つけました。
とてもシンプルな漫画です。子供達にも読んで欲しいなぁと思いました。

最初の数日は、確かに「インパクトのある」衝撃的な映像が繰り返し繰り返し流されていましたよね・・・
だけど、現地からの映像が届かない間も、そうやって同じ映像を流し続けている間も、
こうやって、一人一人、膨大な数の「生きようとする努力」が続けられていたのだと
改めて思い知らされました・・・
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