スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

コワモテ・・・

2012-05-24 21:01:11 | Weblog
最近のホームクラスでの話題で、
ウチの主人の「顔」のことで、話に花が咲きました
そう、主人の顔は、泣く子も黙る、いわゆる「コワモテ」

以前会社で、部下のクレームにお客様宅に同行した際、
ひたすら丁重に頭を下げたら、
「思いのほか、すんなりトラブルが解決した」と
喜んでいた主人

ところが、翌日、そのお客様から社長宛に直接クレームが

「おたくはどういう会社ですか
部下のクレームに、そのスジの方を連れてくるなんて・・
謝られても、怖くて、うなずくしかありませんでした」と。

早速主人は、本社の社長室に呼び出された

クレームともなると、いつもは社長室から、会社の受付まで
怒鳴り声が響くのが、お決まり

だが、その日の社長は、いつになく、とても優しかったらしい

「まあ、顔のことは気にするな。君が悪いんじゃないよ。
どうだろう?縦縞のスーツをグレーとか、
柔らかい色でイメージを変えてみるとか?」

とありがたいことに、ドン小西張りのファッションチェックまで、
受けたそう

その日、主人が落ち込んだのは、言うまでもない

こんなこともあった

お花のお稽古で、主人に先生のお宅の前で、
車で待機してもらうように頼むと、
どうやら主人は、長時間待たされて、眠ってしまったらしい
しかも、窓全開でいびきまでかいて・・

そのいびきは、何やら動物のうなり声のように、
車の外まで、鳴り響いていたそう・・

すると後から来た生徒さんが、皆、口ぐちにこう言った。

「先生!玄関にこわ~い顔の人が、車の中で寝ています。
直接どいてもらうように言ったほうが・・」

「だめよ!!警察に通報したほうがいいわよ」

「そうよ、そういう人って、後で何するかわかんないんだから」

お稽古が中断され、皆、大騒ぎ

とても「それ、私の主人です。」とは言えるハズもない


そうそう、こんなことも・・(とめどなく出てくる)

子供を主人と公園で遊ばせていたら、
幼稚園のお友達と合流して、みんなで仲良く鬼ごっこ
もちろん主人は鬼。

思いっきり怖い顔をして、子供達を追い回していたら、
子供達の叫び声に、ママ達が駆けつけてきた。

「何?あの変なおじさんヤバくない?
早く、子供達を避難させましょうよ」

危うく、ここでも通報されそうになった

そんなわけで、主人の「コワモテ」に関するエピソードは、
終わりがない。


話は変わるが2週間後、
主人の会社の表彰旅行で、夫婦同伴でシンガポールに招待された。
(SMAPの携帯のCMの、あの有名な高級ホテル!)

ラッキーと思いきや、子供をおいて行くわけにもいかず、
連れて行くことに・・・

むろん、子供の旅行費はコチラもち・・
一番安い、「添い寝」の2ベットの部屋のプランでも、
目玉が飛び出るほど高い。

どうすんべ~

しかも、今月末、カードで引き落とされる

そんな矢先の、数日前の出来事。

ガソリンスタンドで、主人の車がぶつけられたのだ

「すみませ~ん」
車から降りてきた相手は、主人の顔を見るなり
、恐怖におののいたのだろう。

「すみません許して下さい」と
土下座しかねない勢いだったそう・・・

たまたま今週中に、車を売却予定だったので、
傷もたいしたことないし、「いいですよ~」とその場は口にしたものの、
「どうしても、保険で修理代を払いたい」と先方から、
強くお願いされたらしい。

払うもの払わないと、後で何されるかわからない、
とっさに防衛本能が働いたに違いない。

主人も売却時に、その傷が、査定に響くのも嫌なので、
とりあえず、警察に事故証明をとってもらい、一件落着

保険会社の方が、今朝、自宅まで車の傷を見に来た。

そして、連絡がはいると
なんとその保証額は、支払に困っていた、
旅行代金と同額ではないか

しかも、直接、現金を振り込んでもらえるとのこと。

「コワモテ」で掴んだ、小さな幸せ

追伸 やはり他人様のお金を使って、旅行に行くのも、
   バチが当たりそうなので、
   とりあえず箪笥預金とさせて頂くことにしました。
   あしからず・・・
   


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ラブメモ16号」リニューア... | トップ | 悲しきピクニック。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事