来週から10日間、私の両親と子供達が日本一周のクルージングに出発予定
な、な、なんと12才未満は無料ということで、無理矢理、子供達を同行をお願いしてみたものの…
毎晩、フォーマルとセミフォーマルの2種類のドレスコードがあることを知る。
急遽、玉川高島屋でこの先、2度と着ることもないドレスと、
お坊っちゃま君スタイルの服と靴を購入。
おまけに、娘には、「スクール水着は嫌だ」と、洗濯板の胸の分際で、ビキニまで買わされた。
そして、なぜか藤田ニコルと同じサングラスまで・・
思わぬ痛い出費に、懐が痛む。
薄給のサラリーマン家庭が、卑しくも「無料」という言葉に、踊らされ
身分不相応な世界に足を突っ込んだから、こんなことになるのだ。
今になっての後悔
なのに、子供達は、「夜のレビューショーが待ちきれない」とか、
「シャンパンタワーが楽しみ!」だとか、
ホストクラブじゃないんだから、30年早い
そして、面倒な荷造りは私の役目。
なんだか、ムカムカしてきた・・・
私は、留守中、朝晩、蚊に刺されながら、植木の水やり、犬の世話をしなくてはならないのだから・・・
かたや、アイツらは船上のプールデッキで、宿題もせず、
寛ぐのかと思うと、腹がたって仕方がない。
同じ家庭内で、このような格差社会が生じて良いものか?
あまりにも理不尽極まりないじゃないの!
せめてもの嫌がらせで、夏休みの宿題を全てトランクに詰め込んじゃお♪
すべてこの10日間で、終わらせるように、予定表まで書いた入れた。(見やしないだろうけど)
な~に、時間は腐るほどある。
周りは大海原。逃げることなど出来ない。
暇を持て余し、本の1冊でも読んでもらえればと、
微かな期待を胸に、何冊かの名作文庫を入れてみたものの・・・
翌日には、文庫本は掘り出され「進撃の巨人」にすり替わっていた
あ~、私もどこか旅行に行きたい