昨日、娘とカットリックの中学の学校説明会に行ってきた。
家から徒歩15分。通学だけで考えると利便性はバツグン
偏差値もここなら娘でもなんとかイケるかも?と
決してオツムの良い学校ではないが、
少人数制で家庭的な雰囲気のある学校で、
安心して子供を任せられる
2年前に校舎を全改築、制服もリニューアルされ、
6年間中高一貫で、一流大学の進学率をわずかながら上がっている
そのために先生たちも必死なようだ。
「今年度は2年ぶりに東大合格者が1名でた」と自慢気に口にしていた
2時間の説明会。
まずは、学校長のシスターの先生がお話しして下さった。
「わが学園は、キリスト教○○派であり、創設者はイタリアの聖マルコなんたら・・かんたら・・」
私は幼稚園、中学校、高校とカトリックの学校だったが、
この手の話に弱い・・・聖書は読むものではなく、眠りを誘うアイテムでしかなかった
聖書の時間、毎回、聖書の本が枕代わりとなっていたので、
先生に「神への冒涜だ!」とよく叱られていたっけ・・
どうやら娘も同じみたい・・・
始まったばかりだというのに、ウトウトと舟を漕いでいるではないか!
娘は学園長のシスターの服装を見るなり、
「どうして先生、ネズミ男みたいな服着てるの?」と私に聞いた。
周囲の保護者からの冷たい視線が突き刺さる
その視線を遮るように、有難いことに部屋が暗くなり、
学園生活でのスライドショーが始まった。
一日の始まりはまずお祈りから・・・
(娘「めんどくさっ」)
お昼のお弁当、教室で先生と一緒のテーブルでお弁当
(娘「うざっ」)
ちなみに、学食はなく育ちざかりのお子様のために、
お母様方には手作りのお弁当で栄養管理して頂きます。
(私「えっマジ」)
中学3年では、カナダにある姉妹校へ3週間の短期留学も有志で参加できます。
(娘「げっ!!50万。ママ、これならHISの早割ツアーで、家族4人グアムに行けるよ」)
( )内は、娘と私が思わず小声で口にしてしまった言葉です。
「なんて失礼な発言をもらしてしまったのだろ」と後になって反省。
そして、いよいよ学校案内。
きちんとした生徒さんが、丁寧に各教室を案内してくださった。
どの先生も生徒さんも、とても自然な振る舞いで、好感度が高い
それにしても、こちらの学校はすごい!
各教室、廊下、いたるところに十字架がかけられて、マリア様の絵が飾ってある。
これじゃあ、悪いこと出来ないわ・・
長い廊下には、聖書の言葉を引用した「神様のお言葉」が、壁に掘られている。
正直言って、読んでいても心にピンとこない。
(娘「ママ、意味わかんなくない?」)
確かに・・・まだ、「相田みつを」の方がわかりやすい。
しかしなんて素晴らしい校舎なんだろう
廊下も壁も、ぬくもりのある木で作られていて、ピアノ室だけで6部屋もある。
「毎年2名位は音大希望者がいるため」とのことだが、
音大希望者より、部屋数が3倍も上回っているではないか・・・
この少ない生徒数で、よく学校運営が破たんしないものだと、
誰もが思うだろう。
絶対、それは無いそうだ。
なぜなら、イタリアのキリスト教の総本山である教会から集められた、
全世界の信者の寄付金から成り立っている学校なので、
学校が運営破綻することはありえないそうだ。
ならば、イエスキリストの御心のもとに、貧しき者のために、
少しでも学費を下げて頂けないものか・・・
そう膝間つきたくなるのは私だけであろうか?
全世界のキリスト教の信者の方のご慈悲に預かり、
この学校はゆとりのある、のびのびとした良い環境で学園生活を送ることが出来るのだ。
それを思えば、たとえ仏教であろうが、イエス様の信仰に鞍替えしても致し方ない。
人生の短い期間、信者となっても良いのではないか。
娘は、この学校の夏の制服が全国?で第2位だったという情報に食いついた。
そして3年前に「スカート丈がひざ上3センチまでならOK」となったことも、
娘にとっては何より一番の学校改革と受け止め、
見る視点のレベルがあまりにも低いことに、恥ずかしくなった。
果たしてこんな親と娘を、2年後にイエスキリストは両手を広げ、受け入れてくださるのだろうか?
校門から足蹴りされ、追い出されそうだわ・・・
校門の門扉の前では、娘が「ねずみ男の服装」と口にした学園長が、
全世界を包み込むような優しい笑顔で、手を振ってご挨拶してくださった。
「どうかこんな娘ですが、ご縁がありますように・・・」
心の中で手を合わせて、学園を後にした。
家から徒歩15分。通学だけで考えると利便性はバツグン
偏差値もここなら娘でもなんとかイケるかも?と
決してオツムの良い学校ではないが、
少人数制で家庭的な雰囲気のある学校で、
安心して子供を任せられる
2年前に校舎を全改築、制服もリニューアルされ、
6年間中高一貫で、一流大学の進学率をわずかながら上がっている
そのために先生たちも必死なようだ。
「今年度は2年ぶりに東大合格者が1名でた」と自慢気に口にしていた
2時間の説明会。
まずは、学校長のシスターの先生がお話しして下さった。
「わが学園は、キリスト教○○派であり、創設者はイタリアの聖マルコなんたら・・かんたら・・」
私は幼稚園、中学校、高校とカトリックの学校だったが、
この手の話に弱い・・・聖書は読むものではなく、眠りを誘うアイテムでしかなかった
聖書の時間、毎回、聖書の本が枕代わりとなっていたので、
先生に「神への冒涜だ!」とよく叱られていたっけ・・
どうやら娘も同じみたい・・・
始まったばかりだというのに、ウトウトと舟を漕いでいるではないか!
娘は学園長のシスターの服装を見るなり、
「どうして先生、ネズミ男みたいな服着てるの?」と私に聞いた。
周囲の保護者からの冷たい視線が突き刺さる
その視線を遮るように、有難いことに部屋が暗くなり、
学園生活でのスライドショーが始まった。
一日の始まりはまずお祈りから・・・
(娘「めんどくさっ」)
お昼のお弁当、教室で先生と一緒のテーブルでお弁当
(娘「うざっ」)
ちなみに、学食はなく育ちざかりのお子様のために、
お母様方には手作りのお弁当で栄養管理して頂きます。
(私「えっマジ」)
中学3年では、カナダにある姉妹校へ3週間の短期留学も有志で参加できます。
(娘「げっ!!50万。ママ、これならHISの早割ツアーで、家族4人グアムに行けるよ」)
( )内は、娘と私が思わず小声で口にしてしまった言葉です。
「なんて失礼な発言をもらしてしまったのだろ」と後になって反省。
そして、いよいよ学校案内。
きちんとした生徒さんが、丁寧に各教室を案内してくださった。
どの先生も生徒さんも、とても自然な振る舞いで、好感度が高い
それにしても、こちらの学校はすごい!
各教室、廊下、いたるところに十字架がかけられて、マリア様の絵が飾ってある。
これじゃあ、悪いこと出来ないわ・・
長い廊下には、聖書の言葉を引用した「神様のお言葉」が、壁に掘られている。
正直言って、読んでいても心にピンとこない。
(娘「ママ、意味わかんなくない?」)
確かに・・・まだ、「相田みつを」の方がわかりやすい。
しかしなんて素晴らしい校舎なんだろう
廊下も壁も、ぬくもりのある木で作られていて、ピアノ室だけで6部屋もある。
「毎年2名位は音大希望者がいるため」とのことだが、
音大希望者より、部屋数が3倍も上回っているではないか・・・
この少ない生徒数で、よく学校運営が破たんしないものだと、
誰もが思うだろう。
絶対、それは無いそうだ。
なぜなら、イタリアのキリスト教の総本山である教会から集められた、
全世界の信者の寄付金から成り立っている学校なので、
学校が運営破綻することはありえないそうだ。
ならば、イエスキリストの御心のもとに、貧しき者のために、
少しでも学費を下げて頂けないものか・・・
そう膝間つきたくなるのは私だけであろうか?
全世界のキリスト教の信者の方のご慈悲に預かり、
この学校はゆとりのある、のびのびとした良い環境で学園生活を送ることが出来るのだ。
それを思えば、たとえ仏教であろうが、イエス様の信仰に鞍替えしても致し方ない。
人生の短い期間、信者となっても良いのではないか。
娘は、この学校の夏の制服が全国?で第2位だったという情報に食いついた。
そして3年前に「スカート丈がひざ上3センチまでならOK」となったことも、
娘にとっては何より一番の学校改革と受け止め、
見る視点のレベルがあまりにも低いことに、恥ずかしくなった。
果たしてこんな親と娘を、2年後にイエスキリストは両手を広げ、受け入れてくださるのだろうか?
校門から足蹴りされ、追い出されそうだわ・・・
校門の門扉の前では、娘が「ねずみ男の服装」と口にした学園長が、
全世界を包み込むような優しい笑顔で、手を振ってご挨拶してくださった。
「どうかこんな娘ですが、ご縁がありますように・・・」
心の中で手を合わせて、学園を後にした。
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