スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

祝!イケメン先生!

2011-07-08 23:54:40 | Weblog
今日は小3の娘と小2の息子の保護者会。
年子の親って、ほとんどいないので、同時に保護者会をやられると、
私だけ教室を行ったり、来たりの往復で汗ダラダラ

でも、今日はイケメン先生が、ひと月ほど前に起こった盗難事件の説明をするということで、
娘の保護者会の方に長く席に着くことにした。

先生は、淡々と保護者に連絡が遅くなった理由を話し、
時間がかかったのは、学年主任の先生のもと、慎重に時間をかけて動いていたから・・
と弁明した。(よく言うよ~。忘れていたクセに)

そして、娘の被害状況については言葉を選んで、刺激しないようにか、こう表現した。

本がビリビリに破かれた本のページが切り取られていた。

黒板に名指しで「死ね!馬鹿!」と書かれたいたずら書きがされていた。

文房具が盗まれた文房具が行方不明になった。

オブラートに包まれた言い方で、状況のわからない保護者は、
「な~んだ、大したことないじゃん」って顔で聞いているけど、
私としては、面白くない

そんな、真横に座っている私の顔色をうかがってか、
先生の手は小刻みに震えているのを、私は見逃さなかった。

先生にとってはラッキーなことに、今日は、うるさい問題の保護者が仕事で欠席。
さっさと話しを終わらして、ほっとしたご様子・・

「ところで・・」とちがう話題を切り出した。

「僕、今月末に結婚するんですう

「生徒のみんなにもぜひ祝ってもらいたくって、今、招待状を1枚1枚、書いているところです。
 来週の月曜日配る予定ですが、驚かしたいので、内緒にしておいてください

と・・・・・

招待状、書く暇があったら、宿題の丸つけ、ちゃんとやってよ~
そう、言いたかったが、おめでたい話にくぎを刺すのはやめておこう・・・

え~、でも、こんなしつけのなっていないガキ、おっと失礼子供達が、
式場に押し寄せたら、大変なことになること位、担任のアナタが一番わかっているんじゃないの
かと言って、みんな遠慮して人数が少なかったら、先生の面子も丸つぶれでしょうし・・・
喜んで出席させていただきたいけど、どうなっても知らないよ~

それから、頬を薔薇色に染めた先生は15分、
盗難事件の報告よりも長い時間、結婚のことを嬉しそうに話続けた。
なんともおめでたい性格憎めないけど・・・

先生も思いのほか、余計な時間を費やしてしまったことにハッとしたみたいで、
急にクラスで飼っているカマキリの話をし始めた。

「このカマキリは、僕のうちのお父さんに捕まえてもらって、持ってきました。」

「お父さん??父でしょ!」
聞こえないほどの小声でつぶやいたつもりが、どうやら聞こえてしまったみたい・・

「ごめんなさい父です・・・」と謝るイケメン先生。

「ところが、5匹いたのが、餌をあげているのに、カマキリ同士、共食いしちゃって、今は一匹だけ・・
餌の小バエが成長してきて、思わぬ生き物の観察も出来て、一石二鳥です。」

なんだそりゃ・・

とにもかくにも、先生、ご婚約おめでとう

ちなみに、メスのカマキリはオスを食い殺すと聞きました。
先生もくれぐれもご注意ください。
昆虫に限らず、女は怖~い生き物ですから・・・

末永くお幸せに・・・

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