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Maeda Niina BLOG

時代の出来事

2019年04月29日 21時41分21秒 | niina
本日は昭和の日、
明日は平成最後の日、
そして明後日は令和最初の日。

-皇太子殿下は極めて若い。
 それは幸運なことだ。
 過去を振り返えらざるをえない人たちは、失敗や不幸の思い出から逃れられない。 
 しかし、 殿下のような若者は、自分が思ったことを実現できる人生を歩むことができるだろう。
 それが殿下に望むことである-

これはイギリスの元首相チャーチルが、天皇陛下(当時19歳の皇太子殿下)に語りかけた言葉だそうです。
とても印象的。
天皇陛下の実行されたことを振り返り、いま読むと更に説得力を感じます。


ところで週末は、石巻と南相馬にて父出演の舞台「はだしのゲン」を観劇していました。
東日本大震災の被災地でこの作品を上演するにあたり、客席でそれを体感することができた幸運。
今まで何度も見ているけれど、年月が経って見ると感じることが違い、場が変わったことによっても当然違うように見える。
原爆を伝えることが重大なテーマでありながら、でも家族や人間同士のお話なので、何度でも観たいし、どなたにもいつの時代でも共感できる作品なんだな、と感じました。

そんなこんなのこの数日。
結果、時代の大きな出来事を考える機会となりましたが、自分は平穏な環境で育った故か、なんとなく複雑な想いでいました。
それを整理してくれたのが先のチャーチルさんのことばだったのかもなぁ、と思います。


南相馬付近